不確定申告

tanaka0903

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

足利氏

メモ。 治承五年二月一日『吾妻鏡』 足利の三郎義兼北條殿の息女を嫁す 足利義兼と北条政子の妹・時子が結婚した、ということを指すらしい。 ウィキペディアには、政子と時子は同母姉妹である、と書かれているのだが、 『日本外史』源氏後記北条氏によれば、…

坊門

坊門信清は後鳥羽院の外祖父。 息子忠信は後鳥羽院の寵臣。 実朝の妻は坊門信子、忠信の妹。 つまり、実朝は信清の婿、忠信の義理の弟。 後鳥羽天皇の女房・坊門局は後鳥羽院の女房。ともに隠岐に渡り、院の死後、京都に戻る。 坊門局は道助入道親王、頼仁親…

親王宣下と元服

後醍醐天皇の諡号は生前に本人がつけたというが、 村上天皇は醍醐天皇の皇子なので、 後醍醐天皇の次は後村上天皇になったのだろうか。 朱雀天皇も醍醐天皇の皇子だが、後朱雀天皇は平安時代にすでにいたわけだ。 建武の新政というが、初代神武天皇まで戻ろ…

世界史

なぜエウメネスだけ(少ないが)売れるのか。 パブーでも(少しながら)売れたのはセルジューク戦記くらいだしな。 世界史を書けばいいわけ、私は。 ていうかそれ以外無料にして、 「エウメネス」とか「セルジューク戦記」とかで売って、 そっちの方の新作を…

キャラクターグッズ

KDPで『超ヒモ理論』ってやつだけレビューが終わらない。 後から追加したやつの方が先に出版されている。 たぶん、深い理由はなくて、 ちょうどKDPの調子が悪かったときに登録したせいだと思う。 その他可能性としては、superstring theory ってキーワードで…

日本の電子書籍

マンガ抜きに、電子書籍は制覇できない おそらく、ベゾス氏が期待しているのは、出版社提供の電子書籍の売り上げからマージンを得るビジネスではない。本命は、アメリカで成功した「キンドル・ダイレクト・パブリッシング」だろう。すでに、アメリカではここ…

紙の本と KDP と同人誌

KDPと、本屋と同人誌即売会の境目が無くなった空間 「同人誌即売会で”個人が作った本”を買って読む」という同人誌特有の楽しみ方(読書体験)が、KDP本にあるかないか。 ええっと。 いやそれはないです。 少なくとも私にはない。 同人誌買いに行かないし、自…

損益分岐点(取らぬ狸のなんとやら)

またどうでも良いことをうだうだ書くわけだが、 ぼちぼち売れてたりするといろいろ考える。 KDPで1000部くらい売れれば、趣味というか同人活動としては上出来だと思うが、一冊250円印税70%で売ったとして、 17万5千円。 小遣いにはなるが出版だけで飯を食っ…

『将軍家の仲人』無料キャンペーン

KDP で定期メンテナンスというのをやったせいだと思うのだが、 この作業自体はアメリカ太平洋標準時で夜中の10:00から11:00という短いものらしいのだが、 その前後に処理が溜まるらしくて、KDP 激重。 予期せぬエラーがでまくる。 フラストレーション溜まる…

平仄

漢詩を作ったり、漢詩作成支援ソフトなど作ったりしているので、 気になるのだが、 通常「平仄」という言葉は、 「平仄が合わない」とか「平仄を合わせる」という言い方をすると思う。 で会議に出ていて気になったのだが、 規約の言葉遣いを整合させることを…

変な本

なんていうか、ウィキペディア読んでるとずいぶん変なこと書いてるなあと思うし、 履歴みてその利用者のページとか見ると、 そいつも「変なこと書いているな」とか書いているし、 自分もブログに同じようなことを書いてるし、つまりは同じような人間なんだな…

黄門さまと犬公方

『黄門さまと犬公方』というのを読んだのだが、 アマゾンの書評にはかなり辛辣なことを書かれているようだ。 普通にさらっと読めばいいんじゃないですか。 水戸黄門と徳川綱吉、無理矢理おいしいとこ取りした感じは否めないけど。 たぶん国文とか日本史とか…

籤引きの真相

それはまあそうと義持は、子の義量が死んでも次期征夷大将軍を決めず、 空位のままほっといて、自分が死ぬときにも後継者の指命を拒否した、 というのは、普通に考えれば、もう足利宗家から将軍ださなくてもいいじゃん、 事実今も幕府は問題なく動いてるし、…

よも

「よも」は昔は普通に使われていた言葉で、たぶん、 「四(よ)」と「面(おも)」がつながった言葉だ。 岩波古語辞典には「も」は方向を現す、ともあるが、「おも」の「お」が欠落した形、とも。 「お」が欠落したというより、「田の面(たのも)」とかも、…

ますらを

「ますらを」というのはもともとは大夫、丈夫、とか、立派な男子、勇ましい男子、という意味であった。朝廷の官僚を言ったこともある。そのほか、 「ますらたけを」とか「ますらがみ」とか「ますらをのこ」とか。 だが、古今時代になると、「漁夫」「猟師」…

江戸の役人事情

予想したのと全然違ってドロドロした話で、 江戸時代の幕臣ってすげー腐敗してたんだなあとか、 まあ、勝海舟とか大塩平八郎とか子母沢寛とかの話をさらに生々しくした感じで、 興味深く読んだ。 しかし怖いのでたぶん自分はネタにはしないと思う。 時の風評…

籤引き将軍

「籤引き将軍足利義教」というのを読んだのだが、 四人の候補の詳しいプロフィールとか書かれていて役に立ったが、 東大総長がくじ引きで決まったという前書きとか、 それから急に時代をさかのぼって堀河天皇践祚が占いできまったとか、 そのときの白河上皇…

中山家

『明治天皇記』嘉永五年、明治天皇出生。 当時は祐宮(さちのみや)と呼ばれていた。 父は孝明天皇、母は中山慶子。 典侍というから中宮や女御の次くらい? 生まれた場所は慶子の実家、中山八邸。 中山家は藤原氏の公家だが、二百石というから、かなり貧乏だ…

光格天皇

光格天皇は、上皇になってから崩御したので、当時の慣習によれば、光格院と諡号されるはずであったが、 天皇号が復活して、光格天皇と諡された。 それは公家から武家に強く要望したからだという。 公家の中では中山忠能だけが反対したという。 後に明治にな…

明治天皇の和歌の由来

明治天皇御製を一から調べ直しているのだが、 『明治天皇記』を読んでいるといろんなことがわかる。 皇太子時代の明治天皇、つまり、 睦仁親王が和歌を習うように進言したのは冷泉為理、 元治元年正月というから、1865年のことで、 明治天皇は1852年生まれだ…

無料キャンペーン

安藤レイ 無料キャンペーン中。 あれっ。 もう 14冊も配布されているぞ。 しかも、エウメネスまで売れている。4冊。 こ、これが無料キャンペーンの威力か・・・。 逆に怖い。 エウメネスみたいな短編は250円で売るのは割高になるから、その代わり、DRM をは…

エウメネスとか。

KDP時間というのは、太平洋標準時、つまりシリコンバレー標準時であって、日本時間は16時間遅れ。 無料キャンペーンを開始しても一日くらい遅れるらしい。 「安藤レイ」に関しては、まあ、たぶん誰が読んでもそこそこ面白いのではなかろうか。 歴史物ですら…

kdp無料キャンペーン

なんかもういろいろ試しにやってみないとわけわからんことばかりだ。 とりあえず「安藤レイ」を無料キャンペーンにしてみた。 3月18日から22日まで。 もう一冊やろかと思ったのだが、どうも、一度にキャンペーンは一つしかできないらしい。 無料だとどのくら…

KDP価格無料設定

青空文庫のやつとかProject Gutenbergのやつとかブラックジャックによろしくとか、KDPで0円で売ってるじゃないですか。 でも、この仕組みがなんかややこしい。 印税は35%か70%のどちらかの設定で、 35%のときの最低価格は0.99us$、 70%のときは2.99us$ とな…

書籍販売のビジネスモデル

Google Reader から Bloglines に避難したが、 避難先の方が居心地が良かったでござる。 それはそうと、 今 KDP はまだガラガラにすいていて、 検索かければ割とすぐみつかるけど、 その分人も余りいない。 いつか見た光景だなと思ったらWebの初期がちょうど…

明治天皇と万葉調

明治天皇も初期、つまり、明治十五年くらいまで、万葉調の、つまり幕末維新の志士らの影響を受けた歌を詠んでいるのだが、 その後は自分なりにだいぶアレンジして、いわゆる万葉調そのまんまの歌は詠まなくなっている。 それはつまり自身の歌が上達したとか…

青蓮院と知恩院

青蓮院のサイトによれば、 徳川氏には豊臣氏滅亡後今の知恩院の全域を取り上げられました とあり、地図を見てみるとたしかに知恩院と青蓮院はどちらも円山町にあって、境内が隣り合っている。 知恩院は浄土宗で青蓮院は天台宗のはずだがおかしいなと思い、良…

法尊、法助

義満の子で義持の弟に法尊 という人がいて、「仁和寺門跡」とあるが、 永助法親王から伝法潅頂を受けて仁和寺門跡を継承する。天皇の子以外で仁和寺門跡になったのは鎌倉時代に摂政関白九条道家の子法助の例があるのみという異例の昇進だったが、その5年後に…

原作

某マンガが映画化されて原作者に支払われた額が少ないという話なのだが、 あれは明らかに一発ネタで、それをアシスタントいっぱい雇ってだらだら水増しして、 さらにそれを無理矢理映画化しただけのものだと思う。 しかも、最初のアイディアを漫画家が全部思…

出版停止

川越素描をドラフトに戻した。 かなり大幅に書き換えたいと思っている。 完成はいつになるかわからん。 足利義教と織田信長が似てるという話があるらしい。 信長は義教の生まれ代わりだとか。 面白い人ではある。 還俗した征夷大将軍には、護良親王(建武)…