2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧
ふつうに面白い。 何も考えずに楽しめる。 マッドサイエンティスト的な役回りのシステムエンジニアが悪役で、 SWATが主人公というのところに、ややいやらしさ、 エンジニアやオタクというものに対する偏見を感じないこともない。 何かの原作があるというより…
いくつか問題がある。 古い映画なのでテンポが悪い。しかしこれは仕方ない。 オチが気に入らない。 敵(ヴィシー政府の軍人)が実は愛国者だったでは、面白くも何ともない。 すべて丸く収まったように見えるのはアメリカ・フランス側の人間だけだ。 悪くはな…
トータル・リコール(シュワルツネッガーのほう)をみた。 この映画は何度もみているのだが、初めて通してみてみた。 良く出来た話だと思う。 特に最後まで夢なのか夢じゃないのかわからないしかけ。 途中、あ、やっぱ夢なんだなと思わせといて、 やっぱ現実…
KDPをやり始めて思うに、 作家から読者に直接作品が行き渡るようには、まだまだ世の中はなってない。 広報や営業がない状態では、1000人いるかも知れない潜在需要も、100人くらいしか気づいてくれないのだ、と思った。 しかしツイッターなど見ていると、 書…
近藤勇の漢詩は探すとかなりある。 単に頼山陽に心酔し日本外史を愛読していただけでなく、 詩もよく作る。 富貴利名豈可羨 悠悠官路仕浮沈 此身更有苦辛在 飽食暖衣非我心 富貴利名豈に羨むべき 悠悠として官路の浮沈に仕ふ 此の身に更に苦有りて辛在らんと…
六帖は単に六分冊となっているという以上の意味はないらしい。 藤原基政の私撰集となっているが、 宗尊親王が鎌倉将軍だった頃に編ませたという性格のものであろう。 割と面白い。 特に北条泰時の歌がたくさん収録されているのがうれしいのだが、 完本は伝わ…
角川の新編国歌大観の新類題和歌集をだらだらと読んでいたのだが、 後水尾院、仙洞(霊元院)、後西院、幸仁(宮将軍に擁立されようとした有栖川宮幸仁親王。後西院の皇子)、東山天皇、中御門天皇、基熙(近衛基熙。将軍家宣の正室熙子の父) などの歌が収…
思うに昔は澱ができようができまいが、 発泡しようがしまいが、 瓶詰めして出荷していたのだと思う。 瓶詰めして二次発酵が進むとアルコール濃度が高くなるのと糖分が減ることによって酵母は自然に死に、 発酵はとまる。 そしておそらく澱ごと飲んでいたか、…
フランスのワインってやっぱなんか変だと思うんだよね。 長期間熟成させたワインを好むじゃん、フランスって。 古けりゃ古いほどありがたがって値段も高くなる傾向があるじゃん。 そうすると長期熟成した方がうまい葡萄の品種ばかりがもてはやされると。 も…
ブログのリンクをツイッターにはろうかどうか悩んでいる。 宣伝にはなると思うが、 このブログはおもいついたことをそのまま書きためておくところで、 永遠に未完成の書きかけなのだ。 後から書き直すかもしれない。 そんなことを言えばKDPで出版したものも…
スーパーサイズミーという映画はただ30日間、 スーパーサイズのハンバーガーを食べ続けたというだけの映画ではなく、 アメリカの学校給食事情などが取材されていて興味深い。 アメリカの通常の公立学校の給食というのは、いわば自由主義であって、 おそらく…
A級戦犯の合祀ということがとかく問題とされるが、 富田メモを見る限りでは、 昭和天皇が不快感をしめしていたのは、 軍人以外の政治家や大臣までも合祀するようになって、 靖国神社が政治的な意味合いをもってしまい、 政治から距離を置く立場の昭和天皇と…
やはり現時点においても、最も効率の良いユーザーインターフェイスはPCのキーボードとマウス、 そしてGUIとしか言いようがない。 その次に来るのはゲーム機のコントローラーか。 スマホというのは、PCの代用というよりはテレビのリモコンがやや進化したもの…
※もう少しリライトする必要があるとは思いますが、 趣旨はだいたいこんなかんじです。 後醍醐天皇が統幕に失敗して隠岐の島に流されると、 光厳天皇が即位した(1331)。 このときはまだ鎌倉幕府が存続していて、三種の神器もあり、皇太子にも立てられていたの…
このブログの人気記事 裏柳生口伝 はおそらく裏柳生口伝でググった人がみんな見に来てるのじゃないかというくらい、 最近のびが速い。 伊東静雄は これ以上にないくらい完璧にデジタルテキスト化した人 がいたのではずかしくて非公開にした。 これはすごい。…
戦後の終身雇用は実質的に労働市場を否定する形になった。 労働市場も市場の一つである以上その需要と供給の均衡、 労働者の流動性を無視することは資本主義の否定であり、 一種の社会主義である。 日本全体が終身雇用に傾いたのは国鉄のせいだろう。 国鉄は…