不確定申告

tanaka0903

2020-01-01から1年間の記事一覧

華冑会。三島由紀夫について

私は三島由紀夫の著作をすべて読んだわけでもなくまたこれから読破してみようという気力もおそらくないのだが、今のところのざっくりとした予想を書いてみようと思う。 三島由紀夫の家系というのは平民出身の官僚だ。彼の父、平岡梓は開成中学から旧制一高、…

コロナに限ったことでなくマスクはしないよりはしたほうが良いに決まってるし、遠隔で仕事ができることはしたほうが良いし、通勤電車の混雑なんてものは首都移転でもやってさっさと解消すべきだし、年寄りは風邪引かないように冬は家でじっとしてるべきだし…

鯉の餌

audible なんだが、結局、1ヶ月に1冊1500円で audio book を買う、という仕組みなのだが、定価で買えば 3000円とか 4000円するけど欲しい audio book があれば数ヶ月は契約しておいてコツコツ買うのがお得、というサービスなのだと思う。 実を言えば数冊くら…

audible

いちいち本を読んでいる暇がないので amazon の audible というのを試してみたが、要するにこれは、月額1500円払って1冊、朗読本が読めるだけ、ということではないか。 さすがにこれじゃどうにもならない。たぶん無料期間のうちに解約すると思う。 youtube …

栗山潜鋒と三島由紀夫と小室直樹

『評伝 小室直樹』下巻p.395 崎門の学に連なる栗山潜鋒。 これは間違っている。たぶん小室直樹もそうは言ってないはず。でもそんなふうに読者は思うだろう。栗山潜鋒は水戸学とも崎門学とも関係ない。独立独歩。 従来、皇位は長氏相続法にしたがって、順に、…

横山やすしとの対談

『評伝 小室直樹』下巻p133から『週刊宝石』に掲載された小室直樹と横山やすしの対談が一部掲載されている。私はこれをリアルタイムで読んだはずだから、それは1984年7月。つまり私が駿台予備校京都校で浪人生だった頃読んだことになる。 『週刊プレイボーイ…

小室直樹について

たまたまアマゾンを見ていて、『評伝 小室直樹』という本が2年前に出ていたことを知った。しかるにその上巻はすでに品薄状態で中古でもかなりのプレミアがついている。仕方なく、とりあえず上下巻とも図書館で借りて読むことにした。 著者の村上篤直氏は橋爪…

鬼滅の刃について

以前、少年ジャンプみたいな小説を書いてもらいたいと言われたことがあった。少年ジャンプみたいな熱血もので、映画やNHKの大河ドラマの原作になりそうなもの、ということだ。最初は書けると思った。書き始めてもみた。一通り書き終えてもみたが、それはまっ…

宅配業者

最近は宅配業者がいろいろ気になる。 かつては郵便局か黒猫か佐川くらいだったが、今は得たいの知れないやつが運んでくる。特にアマゾンから来る荷物が得たいがしれない。 こないだなどは某超優良宅配業者を名乗る謎の男がアマゾンの荷物を運んできた。出て…

犬の散歩

普通に考えて朝8時から10時の間に犬を散歩させるべきではない。 通勤通学の歩行者、自転車、自動車、みんな殺気立っていて、この時間帯、道を歩くのは非常に不快だ。常日頃できるだけ避けようと思っている。 特に危険だと私が思うのは、というより個人的に憎…

Eumenes 1, Chapter 8: A Helmetful of Water

We are sinking in the deep desert. We have nothing to do but walking on the sand. Passing from a dune to another, I feel like everything is recurring forever, every scene is just like I saw before. It gradually makes my mind empty, lose my…

Eumenes 1, Chapter 7: Hidden Oasis

We at last reached the mouth of Persian Gulf sixty days after we had got into the desert. Good harbors welcome us along the sea lane to the inlet of Euphrates river. Nearkhos' fleet does not need King's support anymore.Here King gave his a…

Eumenes 1, Chapter 6: Death March

“Nearkhos, what do you say about your fleet?”“A perfect navy.”“It's time you unite three navies, Persian, Indian, and your own. You take its supreme command as the Makedonian admiral.”“Yes, my Lord. And we will soon connect all the seas of…

Eumenes 1, Chapter 5: Gymnosophist

We stay Boukephalia until autumn since it's almost suicide to cross the Gedrosian desert in midsummer.“Hey, Bous. I introduce you my pretty Aira. This is Miss Airanjana, the Water Elephant. Aira, this is Mr. Boukephalas, the Ox Head Jr., h…

Eumenes 1, Chapter 4: Battle in Swamp

Ardhanara sent us one hundred war elephants to show an attitude of obedience toward the Makedonian King, who put them in front of his army, started to march to the east, crossing Punjab, towards the Ganga.Punjab is a Persian word which mea…

Eumenes 1, Chapter 3: Pet Elephant

“It's time you enter your tent and go to bed, Princess.” Apama says.“I bet they are elephants!”“What?”“There, it's roaring now! Swinging the long nose, you see?”There are a lot of domestic animals, chickens, goats, cows, and elephants arou…

Eumenes 1, Chapter 2: Descendants of Dionysos

From the snow-capped Kaukasos, plenty of water is dripping off, pouring down in canyons, irrigating the fields of Gandhara, finally collected to the river Kophen25.Kophen river is, however, nothing more than a part of Punjab, the Sindhu26 …

鬼平犯科帳

別に『鬼平犯科帳』の悪口を言いたいわけではないが、あれは結局、江戸時代を舞台に今の刑事ドラマを作り替えただけのものであり、だから一般受けするのだ。 元は同じで、そのアレンジ次第で時代劇にもなり、『相棒』にもなる。ただそれだけのことだ。結局人…

海苔弁

こないだ海苔弁の危機というものを書いたが、あれは間違いだった。 海苔弁にはやはり需要がある。 昼時、一番最初に売れてしまうのだ。だからちょうど、朝11時くらいにいかないと手に入らない。 海苔弁に人気がある理由は要するに安いからだ。鮭弁とか幕の内…

eumenes english edition

人に言われてその気になって、『エウメネス1』を英訳してみたものの、ほとんど誰にも読まれないってことがわかっただけだった。英文ならどんどん読者を獲得できるのではないかと期待したが、そんなことはなかった。 和文と英文を分離して、和文は縦書きに戻…

Eumenes 1, Chapter 1: Private Lesson

At last the spring welcomes us who now descend the Kaukasos mountains crossing the Khyber Pass. Snowy scenery turns into green grass fields, warm wind blows and black birds are whistling in ash trees. Our Lord stops marching here to fix to…

センター・オブ・ジ・アース 2

『センター・オブ・ジ・アース 2』という映画があってこれは『センター・オブ・ジ・アース 』の続編なのだが、全然地底探検になってないのにこの日本語タイトルにした人はどういうセンスなんだろうねしかし。 『サスペリア』と『サスペリア2』の前例もあるし…

盲腸

ツイッター見ているといつも「何言ってんだこいつ」ってリプライかリツイートしたくなって、精神衛生に悪いので、見ないで、あるいはそこはいったんためといて、ブログなぞにグダグダ書くのが良かろうと思う。 学者が馬鹿だというのは自明の理であって、 社…

海苔弁の危機

コンビニ弁当の角はもう少し丸くしてもらえないものだろうか。 電子レンジの中で回りにくくて困る。 近頃はコンビニのせいで弁当屋が減ってきていると思う。 セブンイレブンもwebサイトを見るといまだに海苔弁をメインにもってきてはいるが店頭ではあまり見…

小説の書き出し

アマストリーにギリシャ語を教えるよう、王は私にお命じになった。 2013年3月17日にKDPで『エウメネス』を出したときの書き出しはこうなっていた。 ずっと最近までこの出だしのままだった。これを私は My Lord charged me to teach her the Hellenic languag…

メガス・バスィレウス

『エウメネス』の一番初期の草稿を読んでみたのだが、まず、タイトルが『エウメネス』ではなく『メガス・バスィレウス(大王)』になっていて、一人称ではなく三人称になっていて、エウメネスではなくて、アテナイ出身の貴族ニコクラテスという人が主人公に…

小説の英訳

さて何かブログに書こうかと思っても最近はいろいろ気が散ることが多くて、ツイッターに何か書き込んだり、調べ物をしたりしているうちに、 執筆意欲というものがどんどん消費されていって、他にもいろいろやらなきゃならないことが思い出されてきて、結局書…