不確定申告

tanaka0903

kindle

アレクサンドロスがクレイトスを殺害する場面、簡単に描けるかと思っていたが、なかなか難しい。 一番の難所かもしれない。 アレクサンドロスのザグロス山脈越えは、まあわりとどうでも良い。 森谷公俊著『アレクサンドロス大王東征路の謎を解く』を読んだの…

『エウメネス』を最初書いたときは、アリアッノスの『アナバシス』しか読んでなかった。 その中の名場面を切り抜いて一本にして、それ以外を書く気はなかった。 連載ものにしたのは、続編が読みたいというレビューが書き込まれていたためでもあるし、 また、…

私の書いたものの中で、 KENP が一番多いのは明らかに『潜入捜査官マリナ』だ。 売れているのは『エウメネス』シリーズだが、 KENP はそれほどでもない。 『妻が僕を選んだ理由』と『新歌物語』は無料配布なので、 この二冊は、長期的にサブジャンルのランキ…

kindle のプライスマッチだが、 2016年以降でも、 してもらえなかったとか、途中で切られたという人もいて、だんだん不安になってくる。 で、そういう人の作品を kobo や bw で探してみるとすでにもう存在しないようだ。 いったいどうなってるのだろうか。 …

kwl も bwi も無料販売はじまった。 年末年始はさんだせいで時間かかった。 bwi では『妻が僕を選んだ理由』のジャンルが「画集」になっていたため(つまりジャンル指定を忘れたため)、 出版できなかった。 ジャンル変更して再出版となったが、1週間延びて…

Indie Author News top 10 indie books

TOP 50 (1-10) INDIE BOOKS Readers' Choice Top 50 - September 2016 ちまちまやっても仕方ない。ざくっといこうざくっと。 1位。Last Chance: A Second Chances by L. P. Dover Women's fiction。Romance。 ようするにロマンス。 作者 L. P. Dover は女性…

インディー作品を調べてみる 5

アトランティスの遺伝子、スリラー。 読まなくてもタイトルだけで中身がわかりそうな。 200万部が売れて、映画化進行中、らしい。 作家の A. G. Riddle は10年間ネットビジネスの会社で働いて退職、 2013年から(つまりKDPだわな)小説家になった。 これ、ki…

インディー作品を調べてみる 4

ジャンルはロマンスらしい。 シングルマザーがボーイフレンドか夫を求める話らしい。 アマゾン以外特に出版社が見当たらない。 アマゾンがペーパーバックまで出してくれたということだろうか。

インディー作品を調べてみる 3

これは、クリスマス向けの絵本のようだ。 kindle版しかない。 著者はたくさんいて、話も短篇がたくさん集めてある。 出版社はGemma Halliday。 小規模な出版社。 Genre fiction というのは日本語で言えばファンタジーに相当するか。 女性向けファンタジー作…

インディー作品を調べてみる 2

これはなんだろうか。 棚に居る妖精。おもちゃか。

インディー作品を調べてみる

Womanizer は女たらしの男。同じタイトルの本はたくさん出ている。 作者の Katy Evans は多分女性の作家で、 New York Times や USA Today、Wall Street Journal などで評価を受けた、 実話に基づく男娼の話を書くひと、らしい。 出版社はCreateSpace。 独立…

indie authors and indie publishers

いろいろ海外事情をググってみると、 indie なのにペーパーバックも出してたり、ペーパーバックしか出してなかったり、 いろんなパターンがあるのだが、 indie というのは単に個人作家を差すのではなく、 そういう個人作家を支える独立系の出版社があって、 …

kdp がメインなのは変わらないのだが、kwl と bwi (book walker indies) にも登録した。 kdp でプライスマッチするのが目的なので kwl だけでも良いかと思ったが(というか bwi の存在を知らなかった)、kwl にはいくつか問題がある。 kdp は再出版したり編…

妻が僕を選んだ理由(再)

今もちょっとずつダウンロードが続いており、 一番最初の頃有料で買ってもらったのとプライスマッチで0円で落としてもらったのを合わせて 671。 多いようなそうでもないような。 でも、1000ダウンロードまでいったら少しは祝ってもよいかもしれない。 たぶん…

妻が僕を選んだ理由、16日目

いちおう宣伝を兼ねて。 驚いたことにまだ売れている。 無料本なので、売れているというのは変だが、ダウンロード数のいきおいはさほど衰えてない。 といっても総数はこれまでやった無料キャンペーンと大差ないのだが、 これが今後も持続するとしたらすごい…

狙いは悪くないらしい。

最初ちょこちょこ間違いを修正しながら加筆したりしてしまうのだが、 出版して1週間ほど経過して 「妻が僕を選んだ理由」 はやっと落ち着いてきた。 すでに読んだ人、買ってもらった人には悪いのだが、私の本はだいたいそんなものだ。 一箇所、「ナターシャ…

妻が僕を選んだ理由

カクヨムでだんだんに肉付けしていったものを、 だいたいのところで kobo ライティングライフで無料で出版しておいて、 そのあと KDP で 99円で出して、 今 0円にしてもらえないかどうか交渉しているところなんだが、 もう買ってくださった人がいらっしゃる…

著者セントラルのランキングは1時間おきに更新で、 KDPの販売データ一覧は1日に1度くらいの更新らしいんだが、 ランキングが微妙に増えてるなと思った作品が売り上げではまったく売れてないし、 KENP も無い。 ランキングが低いと KENP に変動がなくてもラン…

「既読KENP」以外の指標

アマゾンはキンドル本がどのように読まれているかという膨大な、生のデータを持っているわけである。 その一部を著者は「既読KENP」という形で見せてもらえるのだが、 アマゾンはもっと詳細にこの「読まれ方」のデータを分析しているはずだ。 ある本は、200…

文中の(  )にあてはまる文字を入れなさい

今更読んでみた。 読んだがよくわからなかったのでネットでぐぐってみた。 そうするとだんだんわかってきた。 感想を書いている人が多いのにすこしびっくりした。 つまりこういうことか。麻美は百崎Pにそそのかされてボーカルになりステージにあがったがうた…

個人出版はいかにプロデュースされるべきなのか

プロデュース、本来は何か物を作る、特に農産物を生産することのはずだが、多くの場合、ラジオやテレビ、映画など、 何かの作品を作るために人と金を手配して、作品を市場に売り込むことを言うらしい。 別に日本人がそう誤解しているだけでなく、本家のアメ…

斎藤さん アラカルト

Kindle Unlimited に反応したのは一部のコアな KDP ユーザーだけだったように思う。 多くの人々はまだその存在が意識の片隅をかすめただけなのだろうと思う。 多少売れたり読まれたりしたのは一過性だったのではないか。 一部のユーザーが読みたいものを一通…

特務内親王遼子完結編

もう文章はほぼ書き終えた。 あとはどのくらい文章に厚みをつけるか、挿絵を増やすかだが、 結局、どんなに頑張っても、小説なんてものは読んでもらえないんだってふうに近頃は思えてきた。 ヨハンナ・シュピリに関して言えば、彼女のハイジ以外の作品を読ん…

宇治谷 順

「キュレーター」は面白い。 しかし評判が悪くて連載打ち切りになったそうだ。 連載ものは最初だけうまくてあとはつまらないのが多い。 連載にこぎつけるまでは原作者も編集者も真剣なのだろうが、 いったん連載に持ち込めば惰性で続けているだけなものが非…

仕切り直し

小説を書き始めたのが2009年の夏頃で、 そのころはまず新人賞に応募して、ダメだったやつを(ダメでないやつはないのですべてだが) 順次 puboo に載せるようにしていた。 kindle で出すようになったのが 2013年から。 このころはもう、新人賞に出すこともな…

和歌の本

和歌の本にはある一つの定型がある。 歌人の評伝と歌の解釈からなるのが普通。 ところが今回私が書こうとしたのは、 禅と、和歌と、武士というおよそ三つのテーマがあって、 それらが渾然と絡まりながら発展していく、 その中心には定家があり、承久の乱があ…

自分が面白いと思うものを書くだけじゃだめ

ずいぶん長い間定家ばかりやってたが、とりあえずこっちは書き終えたということにして、 久しぶりに「海賊王ロジェール」とか「江の島合戦」などを読んでみた。 半年経つとかなりディテイルも忘れているし、 文体とか興味とかもずれてくるので自分が書いたも…

わかりやすく書くのに疲れている。

そろそろ定家のやつを脱稿しないと精神的にまいってしまう。 私の書いたやつというのはたいてい読みにくい。 書きたいことを書く努力と、 それをさらに磨いていく努力と、 人が読んで読みやすくする努力、この三つが必要だ。 書きたいことを書いて人にも読み…

シンクロ率

小説を書けば書くほどにわからなくなっていく。 著者と読者が共感できる話を私は書けないのだろうか。 読者と、せめて50%くらいはシンクロしたい。 100%はまあ無理として(著者しか知らない裏設定などがあるから)80%とか90%くらいは普通にシンクロしたい。 …

著者不在読者万能

私の小説の中では「エウメネス」「エウドキア」がよく売れている方なのだが、 比較的マイナーなはずのエウドキアが売れている理由がよくわからなかった。 だがオタクの世界では、エウメネスほどではないにせよ、エウドキアはよく知られたキャラであり、 エウ…