不確定申告

tanaka0903

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

epub3.0

ワープロでルビを振ってからpubooのエディタにコピペするのが楽だなと思っていたのだが、 『新井白石』でそれをやったらフォントサイズがばらばらで困った。 そこで一からやり直すことにした。 すでにいろいろ追記してしまった後だったので、 ブラウザからテ…

御用提灯

ふと、御用提灯というのはほんとにあったのだろうか、 同心やら岡っ引やらが大勢あんなものを持って御用御用と言いながら捕り物をしたのであろうか、と疑問に思ったので、 つまりアレは時代劇にありがちなステレオタイプではないのかと思ったので、少し検索…

宮将軍擁立説

徳川四代将軍家綱が嗣子なくして死去したときに、後継者としては、 弟の綱吉、家綱より早く死んだ綱吉の兄で家綱の弟の綱重の子の綱豊、その他に、 有栖川宮幸仁親王を宮将軍として迎えようという案もあったという。 徳川実記に書かれているという。 有栖川…

従甥

メモ。 稲葉正休は政吉の子。政吉は正勝の弟。 正則は正勝の子。正則の娘が堀田正俊の妻。 つまり、正則と正休はいとこである。 正休にとって正俊はいとこの義理の息子となる。 いとこの息子のことをいとこ甥というらしい。 ややこしい。

迷走する国道一号線

なんだかよくわからんのだが、たぶん、本来の東海道というのは、 江戸城本丸中雀門を出て、下乗橋を渡り、 桔梗門を出て、桜田門、虎ノ門を出て、増上寺の西を抜けて、 品川宿、川崎宿を経て、神奈川宿へ至るのが正しいと思う。 品川宿というのは今の京急線…

筋違

筋違はスジカイと読むらしい。 中山道は大手門から神田橋、筋違橋を過ぎて、まっすぐ行けば上野、右へいけば秋葉原、を左へ折れて、 湯島聖堂の裏を抜けて、本郷通りをすすむ。ほぼ国道17号線。 Inkscape の練習にと江戸の地図を描いていたのだが、 わからん…

新聞

思うに、産経新聞あたりがいくら正論を吐こうと日本は変わらないけど、 読売が書き、さらにNHKが報道すれば、ああそれが今の世論かと、少し態度が変わってきて、 海外でも、ああ日本も今回ばかりは少し怒ってるみたいだな、と認識するらしいな。 読売ってや…

通貨吹き替え

新井白石 をパブーに公開する。 某新人賞選考漏れ確定のため。 今更読み返すと確かに娯楽的要素が足りない気もする。 いろいろ書き換えたくなるのでいじる。 もともとは「将軍家の仲人」というタイトルだが、 ネットに公開するにあたって検索にひっかかりや…

江戸古地図

たまたま江戸の古地図を家族が買ってきたので見ると、 甲府藩邸が日比谷門の外に描かれていて、 しかも永代橋がまだない。 赤穂浪士は永代橋を渡って吉良邸に討ち入ったのだから、 赤穂浪士事件よりは前だとしれる。 良く見ると元禄六年と書いてある。 永代…

魯迅

魯迅を読んでいる。 割と面白い。 電車の中にいて周りにたくさん人間がいるのが不思議な感じになる。 人間がいるのが当たり前なのだが、小説によって完全に異世界に連れて行かれてしまうのだろう。 阿Q正伝、故郷、孔子己などは読んだ記憶がある。 たぶん、…

漢詩とか。

松下緑『漢詩に遊ぶ 読んで楽しい七五訳』を読む。 なるほど、井伏鱒二が「人生足別離」を「さよならだけが人生だ」と訳し、 それを太宰治がいつも口ずさんでいた、のはまあ良いとして、 また、漢詩には七五調で訳するとしっくりくるものも中にはあるだろう…

今更大騒ぎ

竹島のことにしても尖閣諸島のことにしても、今更という気がする。 このくらいのことは李承晩ラインあたりの歴史を少しでも学んでいれば当たり前のことではないか。 韓流ブームというのも嫌韓というのも、極端に振れているだけのことであり、 極端に振れた方…

降伏の条件と時期

『なぜもっと早くやめられなかったのか』という番組をNHKがやったそうだが、 それってそもそも結果ありきなのよね、結果論だと思うんだよ。 タイトルの煽り文句だけで脊髄反射して悪いが。 他の戦争との比較をしないと、 終戦のタイミングが早かったか遅かっ…

配給

『ローマ人の物語』巻9はガリア戦記に相当するところだが、 ローマ軍の兵士は一日に小麦粉850gを支給されたとある。 根拠はわからんのだが少なくともガリア戦記にはその記述はなさそうだ。 日本軍は、大東亜戦争までは1日に一人米を6合食べていたという。 米…

光源氏

宣長の紫文要領には 光は此の君の諱のやう也。高麗人のつけ奉りたるよし、桐壺の巻に見ゆ。 とある。しかし、wikipedia には 「光源氏」とは「光り輝くように美しい源氏」を意味する通称で、本名が「光」というわけではない。 などと書いてある。 たとえば岩…

皇位継承

wikipedia 皇位継承 後三条天皇は、皇統統一をより強固なものとするため、生前に直系男子へ譲位し、上皇として政務に当たることを目論んでいた。後三条天皇はその実現の前に没したが、その直系男子の白河天皇は後三条天皇の遺志を継いで、上皇となって事実上…

白河天皇

後三条天皇が崩御し白河天皇が即位したのが1073年、 1075年には勅撰集編纂の命が藤原通俊に下り、 同じ年、殿上歌合、また続いて内裏歌合などが続いて催される。 1073年以前には公式の歌合が行われた形跡がない。 思うに、後三条天皇は和歌にはほとんど関心…

藤原能信

藤原頼通は道長の長男、教通は五男で頼通の同母弟。 能信は四男、頼通の異母弟。 頼宗は道長の次男。 後三条天皇は後冷泉天皇の弟だった。 頼通は養女・嫄子を天皇の中宮に入内させる。 教通も娘・生子を女御として入内させる。 頼宗も娘・延子を入内させる…

マイエンフェルト駅はやはりあったのだろう。

ハイディとセバスチャンはフランクフルトを出てバーゼルまで来て、そこで一泊。 翌朝バーゼルからおそらくチューリッヒで一度乗り換えてマイエンフェルトまで来た。 マイエンフェルト駅についたときに「マイエンフェルト!」という叫び声がして、二人は降り…

LDLコレステロール

定期検診の結果だが、特に問題なし。 しかし、LDLコレステロール値が高い状態が、退院後ずっと続いている。 まったく身に覚えなし。 今飲んでいる薬の副作用ではないのか。 γ-GTP などまったくの正常値。 今は週二日は休肝日あるからな。

碧海青天夜夜心

いいちこのキャッチコピーに見つけた。李商隠の嫦娥という詩。 雲母屏風燭影深 長河漸落曉星沈 嫦娥應悔偸靈藥 碧海青天夜夜心 わかるようでわからない。長河が天の川だというのはわかるのだが、夜の情景かと思うと青天とある。夜空を青天などというだろうか…

高家の真相

『上野介の忠臣蔵』を読み進めてみたのだが、 吉良義央が畳の縁の模様が有職故実と違うから取り替えろと命じたとか、 そんな細かな家元みたいな指導を浅野長矩にしたのだろうか、 それが遺恨なのか、 非常に疑問だ。 古来天皇家と武家の間には遠い身分の隔た…

ハイディの真相

ドイツ語版WikipediaのSargans駅の歴史 など読むとわかるが、チューリッヒからサルガンスまで鉄道が通ったのは1875年。 ハイディの作者のヨハンナ・シュピリは弁護士の夫と一人の息子とともにチューリッヒに済んでいて、1871年から執筆活動を始めていた。 お…

栃木弁と群馬弁

群馬には訛りがない。栃木や茨城は訛りがひどいという。いわゆる東北弁だ。 群馬に近い長野にも訛りがないという。 静岡も神奈川もけっこうなまっている。 東京の山の手言葉が長野群馬から来たということを意味している。 なぜか。 ずばり、ここが足利氏の故…

マイエンフェルト駅は無かった?

ハイディのドイツ語原文を検索しても、Bahnhof Maienfeld というものは出てこない。 Bahnhof という単語は一箇所だけ出てくる。 ドイツ語の Wikipedia を調べていると、どうもマイエンフェルト駅とかラガーツ温泉駅などというものは当時はなかったらしく、最…

吉良氏と上杉氏

清水義範は名古屋の出身なので吉良氏にはかなりシンパシーを感じているようだが、 その「上野介の忠臣蔵」を読んでみると、彼でさえ、 吉良氏がなぜ武家の中で家格が異様に高いのか、 ということをうまく説明できていないように思われるのである。 吉良氏が…

西遊記とインド映画

のんびり西遊記など読んでいたのだが、なぜかインドのめちゃくちゃなストーリーのCG映画を思い出した。 思うにこれらは根っこは同じなのかもしれない。 西遊記はどう考えてもこれは道教、というよりヒンドゥー教かなんかの影響が濃い。 こんな無茶なストーリ…

解説追加

アルプスの少女デーテが未だにPVを伸ばしていて、 ほかのはほとんど読まれてないか、 デーテのPVが特に多かった時についでに読まれているという感じだ。 googleで「デーテ」で検索すると上位二番目に来るところまで来た。 他の Yahoo や Bing ではこうまでな…

フィード配信設定変更

フィードを全文でなく要約だけにした。 別にPVをふやそうとか色気をだしたわけではない。 私の場合公開してからたびたび加筆修正するので、 フィードリーダーだけで読まれると困るからなのだ。

三すくみ

室町時代の勅撰集を、滅び行く王朝文化の最後の残照、などと表現することがある。 応仁の乱で、勅撰集とともに王朝文化は途絶した、王朝文化とともに寿命を終えたと。 いくら延命措置を施しても無駄だ。 これは丸谷才一的解釈。 正岡子規は、だいたい同じだ…