不確定申告

tanaka0903

映画

センター・オブ・ジ・アース 2

『センター・オブ・ジ・アース 2』という映画があってこれは『センター・オブ・ジ・アース 』の続編なのだが、全然地底探検になってないのにこの日本語タイトルにした人はどういうセンスなんだろうねしかし。 『サスペリア』と『サスペリア2』の前例もあるし…

隠し砦の三悪人

ルーカスがエピソード4を作る前に見ていたという『隠し砦の三悪人』を見てみた。 確かに似ていると言えば似ている。 のっぽとちびはC-3POとR2-D2で、三船敏郎(真壁六郎太)はオビワン・ケノービで、雪姫はレイア姫。 ダースベーダーは山名家の侍大将・田所…

shutter island

シャッター・アイランドをみたのだが、実に後味の悪い映画だった。 ディカプリオ主演なら、レヴェナントのほうがずっと好きかな。 ミステリー、謎解き、最後のどんでん返しで、高く評価する人が多いようだが、どうなんだろうかこれは。 冒頭のシャッターアイ…

ヤシオリ作戦

そうか。ヤシオリは八塩折之酒のことなのか。 なんちゅうか、単なる蘊蓄ネタのオチだったわけね。 前半は割と真面目に作ってるのに、後半は蘊蓄とオマージュとオタクねたで無理矢理まとめてるのが、いまいちなんだよなあ。

シン・ゴジラ

改めて(何度目だ?)シン・ゴジラを、メイキングなども含めて見てみたのだが、 要するに、 前半部分は東日本大震災に絡めた戦後日本への恨み節であって、 タマ作戦はエヴァそのまんまだし、 後半ヤシオリ作戦はタモリ倶楽部になってしまっている。 その主張…

流星課長

なんじゃこりゃ(笑) キューティーハニーの原型だな。 自動ドアのマリア役の小日向しえ、キューティーハニーにもお局OL役で出てる。

キューティーハニー

結局ストーリーは、四人のボスキャラを倒し、ラスボスがビオランテか小林幸子、最後は愛が勝つ、というのはうーんどうかと思うが、まあ、なんとか中だるみせず、最後まで見ようと思えば見れる作品だと思う。 中だるみ感を出すということはそれなりの安定感が…

式日

主人公とヒロイン以外はほとんどでてこない。 主人公の「カントク」は明らかに庵野秀明がモデルであるが、実際の俳優は岩井俊二という(庵野よりはずっとイケメンな)映画監督である。 ヒロインはこの映画の原作者である藤谷文子。彼女は俳優のスティーヴン…

帰って来たウルトラマン

もっと雑な自主制作特撮物なのかと思っていた。 想像していたものとは随分違った。 比較的かっちり真面目に作ってあるのに、ハヤカワ隊員の役者は庵野監督ではない。 しかしハヤカワ隊員がウルトラマンに変身するとき庵野監督本人がウルトラマン役になってお…

ラブ&ポップ

庵野秀明監督の実写作品をいくつかみた。 『ラブ&ポップ』は原作が村上龍、『エヴァ』をやった直後にDVカメラで撮った作品。 まあ、民生用カメラ出始めの頃にそれをあえて使ったことと、アングルにこだわりは見えるものの、庵野らしさはほとんどない。 私は…

鳥刺し2

藤沢周平の原作を読んだ。 やはりなと思った。 帯屋は、あんなふうに、城内にどやどやと押し入ったのではない。 藩主の近習部屋の者たちが、みな帯屋に内通していて、 あるいは帯屋に内通しているものが近習部屋の者たちをどこかほかの場所に連れ出していた…

必死剣鳥刺し

『必死剣鳥刺し』を見たのだが、美しい映画だが、おそらくは脚色に問題がある。 原作がこんなに間抜けなはずはない、と思うのだ。 まず、お家騒動というものはこのように起こるものではない。 家老の帯屋が主君を隠居させて世嗣を立てようとしたとして、 い…

インターステラー

インターステラーみた。 オチが少し面白いかな。 はるか未来の人類が五次元に進出してとかいうあたりが反則技っぽいけど。 まあ見ても損はない。 マン博士役が火星の人だった。

ローラーとバイオリン

わざわざ見るほどのものではないと思うが、 なぜこのタルコフスキーの学生作品がニューヨークの学生コンクールで優勝したかを考えてみるのは面白いと思う。 アスファルトを平らにならすローラーを運転している貧しい若者と、 バイオリン教室に通う金持ちの子…

ボウリング・フォー・コロンバイン

この映画のキモなんだが、 2001.9.11 以後に取材されたものだと思われるが、 アメリカとカナダでは銃や弾の所有率や買いやすさなどはほとんど同じなのに、 カナダではほとんど銃犯罪が起こっておらず、 そのうえカナダでは家に鍵をかけさえしない、というこ…

アマゾンプライムビデオというやつを最近は良くみるようになった。 J:Com の CATV でせっせと録画していたのだが、最近は録画はめんどくさくなってほとんど使ってない。 もったいない。 でも BS で自動予約録画する番組がいくつかある(酒場放浪記と女酒場放…

ソラリス総括

結局ソラリスを一から全部見直すことになってしまった。 ツタヤで借りてきたタルコフスキー版の DVD は 2013年製で、 これは今年出た「新装版」Blu-Ray と内容的には基本的にはまったく同じものである、と思う。 画質音質などに違いはあるのかもしれないが。…

「君の名は。」が大ヒットしたというのだが、 一部の年齢層の一部の客が見に行って、延べ100万人超えたというだけのことだろう。 よくわからんのだが、 試写招待券はともかくとして、先行上映券や前売り券、平日鑑賞券なんかをばんばんばらまけば、 興行成績…

タルコフスキーのソラリス

原作では中程に出てくる「バートン報告」が冒頭に持ってこられているのがきわめて興味深い。 先に、「バートン報告」こそが「ソラリス」の核であり、その前後は付け足した、などと書いたのだけど、 タルコフスキーはそれに気付いていたか、 或いはレムから直…

ハリウッド映画やアメリカドラマでは、よく夫婦が離婚する。 離婚した状態で物語が始まる。 或いは別居中である。 仕事はできるが夫としては頼りない男が主人公で、 ヒロインは別れた妻で、 子供は妻に取られてて、 困難を克服して夫婦はふたたび仲直りする…

ネタバレはあります。

CGや特撮がしょぼいのはシャレもあるだろうから、そこは批判しないようにしようと思ってたが、 だいたいは良かった。 それなりにきちんとしている。 この映画のCGをハリウッド映画なんかと比較して叩くとかむなしいだろ。 ただ、いろんな路線の電車に爆弾積…

スピード2

ふつうに面白い。 何も考えずに楽しめる。 マッドサイエンティスト的な役回りのシステムエンジニアが悪役で、 SWATが主人公というのところに、ややいやらしさ、 エンジニアやオタクというものに対する偏見を感じないこともない。 何かの原作があるというより…

カサブランカ

いくつか問題がある。 古い映画なのでテンポが悪い。しかしこれは仕方ない。 オチが気に入らない。 敵(ヴィシー政府の軍人)が実は愛国者だったでは、面白くも何ともない。 すべて丸く収まったように見えるのはアメリカ・フランス側の人間だけだ。 悪くはな…

トータル・リコール

トータル・リコール(シュワルツネッガーのほう)をみた。 この映画は何度もみているのだが、初めて通してみてみた。 良く出来た話だと思う。 特に最後まで夢なのか夢じゃないのかわからないしかけ。 途中、あ、やっぱ夢なんだなと思わせといて、 やっぱ現実…

ゴッドファーザー追記

今では映画が一つあたるとシリーズ化するのが当たり前のようになっているが、 ゴッドファーザーの頃はそうでもなかったらしく、 続編を作ることにいろんな抵抗があったようだ。 二作目は一作目の前の話と後の話でサンドイッチする形で作られており、 一作目…

映画と原作

もともとの出典はわからぬが、ウィキペディア「宮崎駿」には、 この時期、『となりのトトロ』『もののけ姫』『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』などの原型となるオリジナル企画を構想しているが実現には至らなかった。宮崎の才能に惚れ込んだ鈴木敏夫…

Frank Pentangeli

Frank Pentangeli。 映画の中では明示されていないプロットが明かされている。 フランクの兄ヴィンチェンツォはシチリアから来た。 ヴィンチェンツォもまたシチリアのマフィアである。 ヴィンチェンツォはフランクに、 ファミリーに不利益な証言をすることで…

ゴッドファーザー2

面白いんだが、よくまあこんな複雑な話を作ったものだと思う。しかも長い。 少し無理があるなと思うのは、マイケルがネヴァダからマイアミへロスに会いに行き、 その後ニューヨークでフランクに面会したときに、 マイケルを襲撃した黒幕がロスであることに気…