1997-05-22 梁塵秘抄 読書 「梁塵秘抄」があったので借りてきて読む. 我が子は二十に成りぬらん 博打してこそ歩くなれ 国々の博党に さすがに子なれば憎か無し 負かいたまふな 王子の住吉西の宮 という歌があり,冒頭の 「我が子は二十に成りぬらん 博打してこそ歩くなれ」 の部分なんて, 不良息子を持った母親の愚痴のようで面白いよなあ. 山伏の 腰に付けたる ホラ貝の ちやうと落ち ていと割れ 砕けてものを 思ふころかな これはなんてふざけた歌だろうか.と思ったら, 実は山伏の失恋の歌なのだそうだ. ますますふざけてる.