不確定申告

tanaka0903

梓巫市子並憑祈祷孤下ケ等ノ所業禁止ノ件

慶応四年、「神仏判然令」。 明治三年、「陰陽寮」廃止。 明治四年、廻国聖(山伏?)、普化宗(虚無僧)廃止。 明治五年、修験道廃止令、修験者(山伏)を天台宗真言宗に帰属させる。 明治六年、梓巫市子並憑祈祷孤下ケ等ノ所業禁止ノ件

「梓巫」は「あずさみこ」と読むらしい。 「梓巫子」とも。 「市子」(いちこ)は梓巫女にほぼ同じ。 歩き巫女

梁塵秘抄

我が子は十余になりぬらん 巫(こうなぎ)してこそ歩くなれ 田子の浦に潮踏むと いかに海人(あまびと)集うらん まだしとて 問いみ問わずみなぶるらん いとおしや

梓巫女梓弓を鳴らす。

「憑祈祷」 これはそのまんまか 憑依 鎮魂帰神。神懸かり。 『英霊の声』川崎君。

口寄せ陰陽師が寄り人に物の怪を憑依させて口走らせること。 筆記するのは「お筆先」みたいなものか。 「神おろし」 トランス。エクスタシー。 入神、脱魂、恍惚、三昧、法悦。

「孤下ケ」(きつねさげ)。 「狐憑き」「稲荷下げ」

イタコ ユタ 霊媒 降霊術 交霊術 ネクロマンシー

明治初年の民間宗教禁止令

まー、普通に禁止されて当然だと思う。 民間信仰から国家神道へ集約、ってことですかね。