不確定申告

tanaka0903

Eumenes 1, Chapter 7: Hidden Oasis

We at last reached the mouth of Persian Gulf sixty days after we had got into the desert. Good harbors welcome us along the sea lane to the inlet of Euphrates river. Nearkhos' fleet does not need King's support anymore.Here King gave his a…

Eumenes 1, Chapter 6: Death March

“Nearkhos, what do you say about your fleet?”“A perfect navy.”“It's time you unite three navies, Persian, Indian, and your own. You take its supreme command as the Makedonian admiral.”“Yes, my Lord. And we will soon connect all the seas of…

Eumenes 1, Chapter 5: Gymnosophist

We stay Boukephalia until autumn since it's almost suicide to cross the Gedrosian desert in midsummer.“Hey, Bous. I introduce you my pretty Aira. This is Miss Airanjana, the Water Elephant. Aira, this is Mr. Boukephalas, the Ox Head Jr., h…

Eumenes 1, Chapter 4: Battle in Swamp

Ardhanara sent us one hundred war elephants to show an attitude of obedience toward the Makedonian King, who put them in front of his army, started to march to the east, crossing Punjab, towards the Ganga.Punjab is a Persian word which mea…

Eumenes 1, Chapter 3: Pet Elephant

“It's time you enter your tent and go to bed, Princess.” Apama says.“I bet they are elephants!”“What?”“There, it's roaring now! Swinging the long nose, you see?”There are a lot of domestic animals, chickens, goats, cows, and elephants arou…

Eumenes 1, Chapter 2: Descendants of Dionysos

From the snow-capped Kaukasos, plenty of water is dripping off, pouring down in canyons, irrigating the fields of Gandhara, finally collected to the river Kophen25.Kophen river is, however, nothing more than a part of Punjab, the Sindhu26 …

鬼平犯科帳

別に『鬼平犯科帳』の悪口を言いたいわけではないが、あれは結局、江戸時代を舞台に今の刑事ドラマを作り替えただけのものであり、だから一般受けするのだ。 元は同じで、そのアレンジ次第で時代劇にもなり、『相棒』にもなる。ただそれだけのことだ。結局人…

海苔弁

こないだ海苔弁の危機というものを書いたが、あれは間違いだった。 海苔弁にはやはり需要がある。 昼時、一番最初に売れてしまうのだ。だからちょうど、朝11時くらいにいかないと手に入らない。 海苔弁に人気がある理由は要するに安いからだ。鮭弁とか幕の内…

eumenes english edition

人に言われてその気になって、『エウメネス1』を英訳してみたものの、ほとんど誰にも読まれないってことがわかっただけだった。英文ならどんどん読者を獲得できるのではないかと期待したが、そんなことはなかった。 和文と英文を分離して、和文は縦書きに戻…

Eumenes 1, Chapter 1: Private Lesson

At last the spring welcomes us who now descend the Kaukasos mountains crossing the Khyber Pass. Snowy scenery turns into green grass fields, warm wind blows and black birds are whistling in ash trees. Our Lord stops marching here to fix to…

センター・オブ・ジ・アース 2

『センター・オブ・ジ・アース 2』という映画があってこれは『センター・オブ・ジ・アース 』の続編なのだが、全然地底探検になってないのにこの日本語タイトルにした人はどういうセンスなんだろうねしかし。 『サスペリア』と『サスペリア2』の前例もあるし…

盲腸

ツイッター見ているといつも「何言ってんだこいつ」ってリプライかリツイートしたくなって、精神衛生に悪いので、見ないで、あるいはそこはいったんためといて、ブログなぞにグダグダ書くのが良かろうと思う。 学者が馬鹿だというのは自明の理であって、 社…

海苔弁の危機

コンビニ弁当の角はもう少し丸くしてもらえないものだろうか。 電子レンジの中で回りにくくて困る。 近頃はコンビニのせいで弁当屋が減ってきていると思う。 セブンイレブンもwebサイトを見るといまだに海苔弁をメインにもってきてはいるが店頭ではあまり見…

小説の書き出し

アマストリーにギリシャ語を教えるよう、王は私にお命じになった。 2013年3月17日にKDPで『エウメネス』を出したときの書き出しはこうなっていた。 ずっと最近までこの出だしのままだった。これを私は My Lord charged me to teach her the Hellenic languag…

メガス・バスィレウス

『エウメネス』の一番初期の草稿を読んでみたのだが、まず、タイトルが『エウメネス』ではなく『メガス・バスィレウス(大王)』になっていて、一人称ではなく三人称になっていて、エウメネスではなくて、アテナイ出身の貴族ニコクラテスという人が主人公に…

小説の英訳

さて何かブログに書こうかと思っても最近はいろいろ気が散ることが多くて、ツイッターに何か書き込んだり、調べ物をしたりしているうちに、 執筆意欲というものがどんどん消費されていって、他にもいろいろやらなきゃならないことが思い出されてきて、結局書…

OP35B == DNSブロッキングは漫画村を閲覧できないようにしようという動きででてきたもののようだが、もう1年以上前の話で、しかもNTTしか協力しなかったから、実質役にたたなかった。 日本のすべてのプロバイダが仮に協力したとしても、DNS over なんちゃら…

なんだかよくわからないんでこのへんにごちゃごちゃっと書いておくんだが、 OP35B (Outbound Port 35 Blocking) ってのはつまり、35番ポートを塞いで、LANの中では、クライアント機は、指定された名前サーバーしか参照できないようにするってことだよね。 そ…

企画

世に「歴史エンタメ」と呼ばれている作品の多くは、「サラリーマン金太郎」や、「課長島耕作」と同じで、戦後サラリーマン小説の一種であり、 それを子供向けにすれば「ワンピース」になるのだ。 吉川英治が受けたのは、歴史上の人物や舞台を素材としつつ戦…

隠し砦の三悪人

ルーカスがエピソード4を作る前に見ていたという『隠し砦の三悪人』を見てみた。 確かに似ていると言えば似ている。 のっぽとちびはC-3POとR2-D2で、三船敏郎(真壁六郎太)はオビワン・ケノービで、雪姫はレイア姫。 ダースベーダーは山名家の侍大将・田所…

Homeland + Tom Crancy's Jack Ryan Amazon Prime Video

プライムビデオのジャックライアンを見たのでホームランドも見始めたのだが、 ジャックライアンのキャラクター設定にけっこうゆらぎがあって誰が善人で誰が悪人かってのがかなりぼかされていて、 たとえばスターウォーズなんかのキャラクター設定と比べると…

中庸29-1

上焉者雖善無徵。無徵不信。不信民弗従。下焉者雖善不尊。不尊不信。不信民弗從。 上なる者、善けれど徴(あかし)無し。徴なければ信ぜず。信ぜずんば民従はず。 下なる者、善けれど尊からず。尊からずんば信ぜず。信ぜずんば民従はず。 故君子之道、本諸身、…

天明八年戊申十月御心得之箇条並老中心得之箇条依台命松平越中守定信撰之上ル覚

一 五常五倫の道を体せられ文武兼ね備はらせられ候御事は勿論の御儀、且つ貴賎共各職分御座候ひては職に背き難き候由、恐れ乍ら上には御官位尊くあらせられ候上、征夷大将軍、淳和・奨学両院別当、源氏長者を御兼職遊ばされ候。征夷将軍に於いては一日も武備…

国体論と『保建大記』

日本国体の研究 などというものを読んでいたのだが、 国体という言葉はイギリスには無いと英国大使のエリオット氏が言っていた、などと書かれていて、 実際、国体という言葉は江戸時代に入ってから栗山潜鋒が作った言葉なので、中国の古典にも無いし、インド…

白髪老翁猶欲娯 彷徨日暮入酒舗 秋風未吹真夏夜 独客不得不感孤

蘐園談余 巻一の一

我が国の神道は即ち漢土(もろこし)の神道なり。 昔は天照大神の神霊、大殿にましまして、神宮・皇居、無差別と言へり。 祀の礼は補臣の掌る所にて、朝政はみな、神徳を以てぞ行はれし。 唐虞三代の礼は、尚書三礼に載りたり。 大政はみな宗廟にて行なはる…

随筆第一巻 松乃落葉 契沖云、和歌は人ごとに胸中の俗塵を払ふ玉箒なり。

俗諺に、「問ふに落ちず、語るに落つ」と言ふも、人の思はず知らず、ふっと実情を言ひ表す事なり。これが詩となるものにて、人の底心骨髄から、ズッと出でたるものなり。 詩は三百篇あるに、詩と言ふものはことごとく只一言の「思無邪」の三字の意より出来ぬ…

和歌と言ふものも、本は詩と同じ物にて、紀貫之、『古今集』の序に、「人の心を種として万の言の葉となれりけり」と言ひ、「見るもの聞くものにつけて言ひ出だせる」と言へれば、詩の本意と符号せるものなり。此の万の字、面白し。人情は善悪曲直、千端万緒…

景山先生『不尽言』に曰く、天照大神は女体と言ふ事なれども、呉の太伯なるべしと言へる事、さもあるべき事とも思はるるなり。その上に、太伯は元、殷の世の人なれば、殷の世の人は鬼神を尚ぶ風俗なるゆゑ、殷の余風が残りて、日本には髪を尚ぶ事と見えたり…