不確定申告

tanaka0903

久保田試飲会

先ほど、地元の店で開かれた久保田の試飲会に行ったばかりだ。 千寿、紅寿、碧寿、万寿、そして原酒の五種類。3500円で乾き物とおでん付き。 どこの店とは言えぬが実に良心的な値段設定だと思う。ママには感謝する。

最初に飲んだのは紅寿。 甘くて癖のある酒。嫌いではない。

次に飲んだのは碧寿。紅寿と飲み比べると、甘みが少ない。マイルドで飲みやすいと言える。 しかし個性は少ない。

次に原酒を飲む。 アルコールが強い。しかし、思ったよりも味がない。 うまいとは思わないが、珍しいものなので、飲む機会があれば一度飲んでみると良いと思う。

その次に千寿。良く飲む機会があるのだが、あまり味がない。そうだな、日常的に飲むには良いのかもしれないが、 良くも悪くも個性的な酒が好きな私には、むしろ百寿の方が好きだ。

思うに、この原酒というのはアル添であるから、おそらくは百寿や千寿の原酒なのだろう。 純米の紅寿、碧寿、万寿の原酒ではありえない。 こちらの原酒はたぶん朝日酒造としては秘中の秘であって、公開できないのだろう。 いつか飲んでみたい気はする。 思うに、碧寿とは、紅寿の個性を殺してマイルドにしたものだと思う。 万寿とは、紅寿の個性を殺さずにマイルドにしたものだと思う。 そこが、紅寿、碧寿、万寿の値段設定になっているのだろう。 これとは別に百寿、千寿の系列があるのだろうと思う。

では私が普段どれを飲みたいかと言われれば悩む。敢えていえば紅寿だろうか。 その次には百寿。 万寿はねえ。高いからなあ。飲んでも良いけど。

万寿は最後に開けたのだが、そのときカウンターにグラスが積んであったので変えさせてもらったのだが、 ママが「どうしてあなただけグラスを替えるの。みんな同じグラスで我慢しているのに。みんなに謝りなさい。」 などと言われて困った。そういうルールならばそう言ってもらえばよいのだが。 で、とりあえず全部飲んだので、自分だけ先に会計して帰ろうとしたら 「あなたはやることが汚いわ」と言われた(笑)。

あとは翠寿というものがあるらしいのだが、季節限定らしく、今日は出なかった。

今回私は真剣勝負で、久保田の酒の飲み比べをしてみた。正直疲れたので、バーでブラウマイスターを一杯飲んで、 多少バカ話をして帰った。