新勅撰集を何となく読んでいて山部赤人の歌
山もとにゆきはふりつつしかすがにこのかはやなぎもえにけるかも
がふと気になった。
極めてマイナーな歌らしく、ネットで検索してもまるで出てこないな。
しかし、なかなか良い歌だ。
ひねればもっとよくなりそうで、簡単にはひねれない。
なるほど。もとは万葉集のよみびとしらず
やまのまにゆきはふりつつしかすがにこのかはやぎはもえにけるかも
らしい。
山際尓 雪者零管 然為我二 此河楊波 毛延尓家留可聞
頼政の歌もなかなか良い。
君恋ふと夢のうちにも泣く涙さめてののちもえこそ乾かね