しらべもの
江戸後期紀行文学全集。 比較的新しい本。
菅沼斐雄著「香川平景樹大人東遊記」というのは、香川景樹が江戸進出を企てたときの日記なのだろう。 菅沼斐雄は景樹の門人で文政元年(1818)景樹に従って江戸へ行くが、景樹が帰京した後も江戸に留まり、浅草に住んで門人を指導した、等。 なかなかおもしろそうな日記だわな。
木下幸文「朝三日記」。木下幸文もまた景樹の門人。「朝三」はその号のようだ。 「貧窮百首」こちらは、近代名家歌選という本に採られているようだ。佐佐木信綱編の古い本。
石塚龍麿「鈴屋大人都日記」。石塚龍麿は宣長の門人。鈴屋大人は宣長のこと。1801年宣長が上京した際の記録。おもしろそうだ。 宣長自身が「享和上京日記」というものを残していてこれは全集に収録されている。 おのが京のやどりの事、こちらは玉勝間。 四条烏丸の宣長。 宣長の最終講義の場所。 宣長の旅一覧。
なんかおもしろそうなものがたくさんありすぎる。