不確定申告

tanaka0903

脳の老化と酒

酒は好きでよく飲んできたけどそろそろやめた方が良い気がする。

酒が弱くなった、というか、アルコールの代謝機能が落ちてきた、というわけではなさそうだが、 ある程度以上飲むと記憶が残らなくなってきた。

かなり酔っ払っても、だいたい意識はあるのである。 意識はあったというおぼろげな記憶はある。 でも翌朝起きてみると忘れてしまっている。

年を取ってしまえばだいたい経験だけで生きていける。 判断力と、昔の記憶があれば生きていける。 だから、 短期記憶から長期記憶へ記憶を移すところというのは、 年を取るとさほど重要ではない、少なくとも命に関わらないから、退化する。 いわゆるぼけというやつだ。

でまあ私はまだぼけが始まる年でもないし、ぼけてもいないはずだが、 酒を飲むとそれがでる。 すごく前倒しにぼけの症状が出ているのではなかろうか。 もう五十近くだしな。

昔は酔えば、記憶をなくす(正確に言えば判断力はあるが記憶が残らない)前に、 眠くて仕方なくて寝たと思う。 寝てなければだいたい覚えていたと思う。

昔も、酔えば無茶した。 生け垣に飛び込んだり、 自動改札を走り抜けたりした。 道で寝てたこともあるらしい。

今はそんなことはしないが、逆に違うところに問題が出てきた。

怒りっぽくなるというのもたぶん老化の一種だろう。

どんどん脳が老化していて、特に酔ったときにその症状が出る。 老眼も進行している。 要するにこれが年よりになるということなのだ。