不確定申告

tanaka0903

脚気と結核

田山花袋の『一兵卒』と梶井基次郎の『のんきな病人』を読んだ. 『一兵卒』は日清戦争日露戦争の頃に一兵卒が脚気で死ぬ話. 『のんきな病人』は,結核患者の話. 結核患者が風邪をひいて寝込んでいた. 野良猫が入ってきて, 首から蒲団の中に入り込もうとする. 体が動かないので,入れまいとすると, 反対の首のところから入ろうとする. それも入れまいとすると, 今度は腹の上に丸くなって毛をなめ始める. 呼吸がすごく苦しいので, やっとのことであぐらをかいて, 猫を思い切り部屋の隅に投げつけた,などという話. 昨日は薄着をして芋煮会で寝転がっていたら風邪をひいた.