不確定申告

tanaka0903

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

順徳院

ひきつつぎ新々百人一首。 蝉の羽のうすくれなゐの遅ざくら折るとはすれど花もたまらず これはまあまあ良い歌。

紀貫之

ひきつつぎ新々百人一首。 秋の山もみぢを幣と手向くれば住むわれさへぞ旅心地する 面白いかといわれればそんな面白くないかもしれんが、書き留めておく。 やはり「旅心地する」の辺りが良く効いている。

後鳥羽院

ひきつつぎ新々百人一首。 今はとてそむきはてぬる世の中に何とかたらむ山ほとどきす

和泉式部

ひきつつぎ新々百人一首。 つゆばかり逢ひそめたる男のもとにつかはしける (和泉式部) しら露も夢もこの世もまぼろしもたとへていはば久しかりけり すごいなぁ。 この誇張表現。 なるほど、丸谷才一は「はしがき」に言う: これは簡単に言ってしまへば、「ア…

清少納言

丸谷才一「新々百人一首」を読んでいるのだが われながらわが心をも知らずしてまた逢ひみじと誓ひけるかな (清少納言) 面白い。 しかし、あまり女性らしい歌には思えないな。 かと言って男性の詠む歌にもみえないし、 そもそも恋の歌とは限らないような気が…

公債と志願兵

アメリカも、昔みたいに、戦争やるときは公債発行して、集まったお金の範囲で戦争の規模を決めれば良いのにね。 兵隊も企業に委託したりしてるよねぇ。 そういうのは一切なしにして。 そうなるともうイラクとかアフガンからは撤退するしかなくなるのかもしれ…

二日酔い。

ビールや日本酒などは飲みながら適量がわかるんだが、甲類焼酎飲み放題の店があってどうしたわけか飲み過ぎて二日酔い。 夜苦しくて眠れずガスター10様に助けてもらうが、 胃腸が止まり、寒気がし、立っているのがつらい。 やっと回復してきて、ものをたべて…

携帯

携帯を買い換えても良いのだが、つらつら眺めていてもまったく買いたいと思うものがない。 ところで kddi が jcom を買おうとしてますか。 ていうか一眼レフ以外はもう携帯で撮影すれば良いのかもしれんね。

半信半疑の定家

やはり藤原定家はわからん。 定家がわからんというより、いろんな人が良いと言っている歌がわからん。 自分で拾ってみると少し面白い歌もあるが、誰も良いとは言ってない。 丸谷才一の本をいろいろ読んでみるといろんなところで本居宣長をぼろくそにけなして…

ジーパン全滅

また太りだして、 新しく買ったジーパンがすべてはけなくなっていて困った。 そりゃそうで、 やせて腹回りが小さくなったから綿パンでなくてジーパンをはき始めたわけだから、 腹の太いジーパンなどはいても仕方ない。 またやせるしかない。 それにしてもだ…

携帯

一日に4~5時間PCに向かっているのと、移動中は本を読んで時間をつぶすので、 携帯電話にはほとんど興味がない。 もちろん携帯は使うが純粋に電話として使う。 あとは鉄道関係。乗り換え案内とかそんなやつだけ。 何度かZaurusなどのPDAを買ってみたものの、…

交通事故の歌

明治天皇御製: 老い人は心してゆけ馳せちがふ車のかずのおほき市路を (明治43年) みちのべにあそぶうなゐ子こころせよ走る車のたえまなければ (明治45年) 明治時代にすでに老人や子供の交通事故について歌を詠んでいるとはすごい。 大路ゆくくるまの数やおほ…

徳川氏と南朝

日本外史徳川氏正記の頭の方から読み始めたのだが、改めていろんなことに気づく。 足利郷と新田郷は今の栃木辺りで隣り合っていて新田氏足利氏どちらも同じ源義家の子・義国から分かれた。 新田氏から徳川(得川)氏が分かれさらに世良田氏が分かれた。 新田氏…

明治天皇御製@twitter

これまでは j-texts版 (つまり1922年文部省版)をそのまま使っていたが、 明治神宮版を付け足した。 かなり増量した。 だいぶ時間がかかったなあ。 最晩年の歌: むらぎものこころのはれし朝かなさやかに富士の山もみえつつ 山近くすみし都をなつかしとさらに…

式子内親王

馬場あき子「式子内親王」ちくま学芸文庫を読む。 俵万智の解説がやや面白い。 1992年初版。 サラダ記念日から5年くらいか。 「恋の歌はどこまで実話か」と言う質問に対して、 いろいろ答えに困っているのがおかしいが、 俵万智が和泉式部と式子内親王のどち…

蕎麦葡萄

明治天皇御製。 旅やかた照らす月夜に見つるかな蕎麦の花さく畑のけしきを 長野あたりだろうか。 えびかづらいろづきわたる山ざとののきばの月夜さむくなりけり 山梨あたりだろうか。 えびかづらは葡萄のこと。 かぎりなき野辺の桑原小松ばらおなじところを…

後水尾天皇

後水尾天皇は江戸初期の天皇だが、かなりアクの強い人で、和歌もたくさん詠んでいる。 後水尾天皇には徳川秀忠の娘・和子が入内していて、 その娘が明正天皇として即位しているが、 女帝だったのでその子は天皇とはなれず、 結果的に徳川氏がそれ以上天皇家…

横浜

みなとみらいコスモワールド むら雲のしぐれめきたる海辺には園生に遊ぶ子のかげもなし みなとみらい桟橋 横浜の港を巡る船渡し風寒ければ賑はひも無し ちょっと定家風に詠んでみた(笑)。 横浜中華街 横浜のもろこし町に立ち寄れどあわただしきは冬の夕暮れ …

愚かなる身

孝明天皇御製: とやかくと今年もしばしいたづらにかひなく暮らす身の愚かさよ よろづごとなすにつけても愚かなり身はいやましに悔いの八千たび 位山たかきに登る身なれどもただ名ばかりぞ歎き尽きせじ とにかくに起きても寝ても思ふその歎きぞ絶えぬ我が身な…

和歌の血統

いろいろと調べてみると、 光格、光孝、孝明、明治、大正、昭和と、今上天皇からさかのぼって光格天皇までは直系で代々続いている。 光格天皇の前は後桃園天皇だが、22才でなくなり男子がなかった。その前は、後桜町天皇で、女帝だった。 ここで中御門天皇以…

難易度高い

平安神宮発行「孝明天皇御製集」を借りてきたがこれがまた難易度高い。 「序」によれば7000首以上が収められている。 せいぜい千首くらいのうすい冊子かと思ってたのであてがはずれた。 あまりにも膨大なので、「御幼年稽古歌」とか「御詠草案」などはどんど…

孝明天皇御製集

丸谷才一の「日本文学早わかり」とかあとはネットをいろいろ検索していると、 孝明天皇はかなりの御製を詠んでいるらしく、 平安神宮が1990年に「孝明天皇御製集」というものを発刊しているようだ。 東京都立中央図書館と神奈川県立図書館には所蔵しているよ…

柴折り焚く

わびぬれば煙をだにも絶たじとて柴折りたける冬の山里 和泉式部集(正集)。 さびしさにけぶりをだにもたてんとて柴折りくぶる冬の山里 (震翰)和泉式部集。 さびしさに煙をだにも絶たじとて柴折りくぶる冬の山里 後拾遺集。 微妙な異同があるのだが、和泉式部…

返歌

本歌取りや返歌に文句を言っても仕方ないなと思った。 返歌はどうせ説明されないとわからんし、 定家の歌は本歌取りばかりなんだから、わからんで当たり前なんだなと。 ていうかガチンコで歌を読もうと思うと、まずは取材をしないといけない。 写生するなり…

藤原定家

駒とめて袖うちはらふかげもなし佐野のわたりの雪の夕ぐれ 定家にしてはめずらしく写生的な歌なのだが、 実際には存在しない情景を詠んでいる。何かはぐらかされたような気分になる。 つまり、「駒とめて袖うちはらふ」人影すらないただもう一面の雪景色とい…

本居宣長

丸谷才一が、本居宣長は歌が下手だというので、すこし調べてみたが、うまくはないが、 そんな下手とも言えないなと思った。 ひとつ例を挙げれば 水無月に風に当つとてとり出ればやがて読ままくほしき書ども とりいだせば、ではなかろうか。 朝夕に物食ふほど…

ふと思ったのだが、

仕事がランダムにばらばら降ってくると予定が立てられないわけですよ。 どんな仕事があるかあらかじめ知らせて欲しいわけです。 すると仕事する順番とか休みを取る日とか最適化できる。 最適化によってある程度仕事量を減らすことができる。 予定の立てられ…

頼家

源頼光の子に頼家というのが居て、 和歌六人党の一人と言われたらしい。 たしかに頼家が朝臣と呼ばれるのは変だ。 これはだまされた。

実朝と頼朝

「吾妻鏡」。 元久二年・九月二日 乙酉 藤兵衛尉朝親、自京都下著。持參新古今和歌集、是通具、有家、定家、々隆、雅經等朝臣、奉勅定、於和歌所、去三月十六日撰進之。 同四月奏覽。 未被行竟宴。又無披露之儀。而將軍家、令好和語給之上、故右大將軍御詠、…

SUICA

箱根を越えるとPASMOが使えなくなるので、 SUICAも残しておいたほうが良いかねえ。 しかしまあ、 小田原、箱根湯本あたりまでなら良いが、伊豆まで出かけると万札がどんどん飛んでいくんだわな。