不確定申告

tanaka0903

華国鋒

毛沢東1893年生まれで1976年82歳で死去。 当時の中国としては十分高齢なほうだっただろう。 鄧小平は1904年生まれだから、当時すでに72歳。 若いと言われた華国鋒1921年生まれだから、当時55歳。 江沢民は1926年生まれなので、華国鋒江沢民はほとんど同年代。 華国鋒毛沢東の死後、四人組を追放して、最高権力者となるも、 鄧小平と対立して事実上引退。しかし、2008年まで生きていて、実権はなくとも失脚したわけではなかったらしい。 鄧小平、江沢民胡錦濤国家主席が三人代わって、 87歳まで長生きしたことになる。 なんか不思議な人だな。

毛沢東の私生活』によれば、毛沢東が瀕死の床についていて、 鼻から胃にチューブを通して栄養を送り込みたいと主治医の李志綏が提案したとき、 華国鋒がまず自らチューブを通す実験台になったという。 毛沢東の孝行息子的存在だったのだろう。 李志綏は、華国鋒毛沢東の後継者になったのは、適任だった、などと言っている。

周恩来は1898年、林彪は1907年、劉少奇は1989年生まれ。