不確定申告

tanaka0903

池田雅延氏 小林秀雄を語る

小林秀雄の『本居宣長』について今までいろいろ書き散らしてきたのだが(小林秀雄でこのブログを検索してもらったほうが話は早い)、 担当編集者池田雅延氏の詳しい講演があり、 『本居宣長』がどのように執筆されて成立したかがわかる。 130分もあるので、ゆっくり聞くことにする。 もともとは茂木健一郎ソニーのサイトにアップしたものらしいが、 その大もとのMP3はもはやなく、適当に検索したら見つけたのが上のリンク。

単行本では50章に分かれているが、 もともとは『新潮』に64回連載された記事であり、 11年半も連載した。と、いうことは、2ヶ月に1回程度の寄稿であったか。 それを1/3くらいに縮めて、最後に1章新たに付け足して、単行本にしたのだそうだ。 ふーん。 すごく削ったな、もったいないな、というより、そんなに削ったのにまだあんなに冗長なんだ、 というのが素直な感想なんだが。