不確定申告

tanaka0903

Dの食卓2

Dの食卓2」「クレイジータクシー」「ぷるぷるパック」を購入。 一日中ドリキャスで遊ぶ。 「ぷるぷる」は人のプレステで体験し、自分のドリキャスにも買ってみたもの。 なかなかよい。 「クレタク」まあまあ良い。 ときどき気分転換にやるにはよさそう。 「D2」ははまらないつもりがはまった。 まあ、買って損はないだろう。

D2 は RPG + スプラッタもの。 地下の迷路で敵と闘うとか、いちいち RPG の定石を踏んでいる (なぜこんな古くさいテーマを、わざわざ 3D でやる必要がある?)。 RPG 自体に何十年という歴史があって、それをなぞっているのだから、 はずす危険性は少ないし、プレイヤーも安心、 良く考えられているが、思考錯誤というイメージはない。 換言すれば、結局は、経験値とか hit point とか、 RPG の Paradigm の中でいろいろシナリオをいじってるだけなのだ。 シェンムーはどちらかというと、わざと RPG や ADV の慣習を外して、 わざわざ FREE という新しい分野を作ろうとしている。 そこがシェンムーの「オカシサ」になっているのだが。 遊ぶほうが「別の意味で」はらはらしてしまうのである。 つまり「新しい時代」のリアリティと同時に違和感を味わっているのである。 Shenmue にも RPG の痕跡はあちこちに残ってて、 さらにイベントが起きないと次に進めないから、 なんとかイベントを起こして先に進もうとしてしまう。 story 性を重視しつつ自由度を上げようとすると、 どうしても event driven になるのだろうが、そこをなんとかならんのか。

D2 がスプラッタだと知っていれば買わなかっただろう。 「わかば日記」で絶賛していたので、だまされたつもりで(笑) 買ってみたのだが。 一作くらいは持っていても良いが、もうこの手のやつは絶対買わん。

それはそうと、D2 に出てくるモンスターはクレクレタコラに似てる。

D2 は WARP というところの作品で、 SEGA BBS では露骨に差別されている。 シーマンSEGA ではなく VIVARIUM というところの作品だが、 すごく売れたので SEGA BBS でも VIP 扱い。 D2 はそれほど売れてもいないのだろう、 検索してみてもほとんど何も情報が集まらない。 四枚組で一枚はデモのみ、 実質三枚組なのだが、DISC 3 まではあっという間。 「北の石橋」にはまんまとだまされた。 「シェンムーが狭い」という意味がわかったような気がする。 Shenmue と D2 を比べると明らかに Shenmue の方が情報量も多く、 中身も濃い。しかし、 D2 はいかにも腹一杯ゲームをやりましたという気分になるのに対し、 Shenmue はゲームらしくなく、あっさりしすぎているように感じるのだ。 Shenmue はさらにキャラの操作が非常にわかりやすく滑らか、そのため 「簡単なゲーム」のような錯覚を与えるようだ。

だんだん「セガらしいゲーム」というのがわかり始めた。 私はわりと「セガらしいゲーム」が好きなようだ。

クレージークライマー、クリア. ラストの CG がいかにも意味不明. いかにもニチブツ. オリジナル版の効果音を 3D 版でも使えるようにするとうれしい.

単に 3D 化するのではなく,次回作はリアリティを追求してもらいたい. もっとリアルな壁面で…. オネエサンが部屋の中で着替えしてたりして. で,部屋の中に侵入するとミニゲームが始まったりするのね. で,部屋の中の戸棚を開けるとセガサターンがあって, スペースハリアーで遊べたりするとかいうのはどうかな.