不確定申告

tanaka0903

A Sketch of Kawagoe

kindle版川越素描 やっと出た。

ていうか、芥川龍之介素描三題 なんか見ると、ものすごく短い短編。 ショートショートというか、掌編小説というか。

司馬遼太郎の『アメリカ素描』というのは割と長い随筆なんだが、 まあ、素描といったら、 スケッチなわけだから、短編か、短編集みたいなものを言うのだろうが、 この「川越素描」というのは、どちらかと言えばがっつり長編であり、 今更だが素描らしくない。 というより、私が書いたものの中では一番複雑怪奇な構成になっていて、 たぶん今後もこんなへんてこなものは書かないと思う。

しかも川越というよりは関東全域の話になってしまっている。

だけどまあ気分としては、私はこれを A Sketch of Kawagoe と呼びたいのだ。 ざっくりとラフな記述スタイルの長編、と言えば良いか。

kindle paperwhite は「実機」として、kindle版の見た目の最終確認に使う感じ。 まあ、一応必要だわな。