不確定申告

tanaka0903

松陰中納言物語

ついでに古文の和歌もやっとく

あひみてののちこそ物はかなしけれ人目をつつむ心ならひに

一見して

あひみてののちの心にくらぶれば昔はものをおもはざりけり

本歌取りであろうかと思われる。 意味は自明であろう。 女性があまりに恥ずかしがり屋だから困るなあとかそんな意味。

かなしさもしのばんこともおもほえずわかれしままの心まどひに

別れたときから気も動転していて、悲しいとか、人目を忍ぼうとか、そんなことまで気が回りません

別れつる今朝は心のまどふとも今宵といひしことを忘るな

今朝は気が動転していたかもしれんが、今夜会うと約束したことを忘れるなよ。

うーん。 わかりやすすぎるな。ある意味で。少なくとも和歌は普通。