万葉集では「将宿」を「寝む」と訓む。 人麻呂の「ひとりかもねむ」の「ねむ」が「将宿」と表記されている。 足日木乃 山鳥之尾乃 四垂尾乃 永長夜乎 一鴨将宿 なんでやねんと思う。 しかし万葉集の他の用例を見ると、 「将宿」は「宿らむ」とも訓まれ、 「…
こひぢは恋路とも泥とも書く。 恋路は濡れる、涙、蓮、あやめ草、五月などとかけて使われる。 更級日記に、今の隅田川当たりの情景を 浜も砂子白くなどもなく、こひぢのやうにて などと言っているのが割と有名ではなかろうか。 単に「ひぢ」とも言う。 「ひ…
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