不確定申告

tanaka0903

2010-05-02から1日間の記事一覧

スーダンの日本人医師

もうひとつのスーダン 日本人医師川原尚行の挑戦。 テレビでやっているのを見たのだが、 確かに彼のやっていることは、立派なことだが、 医師免許をもっているのであれば、仮にスーダンで失敗しても、 日本で医者として働けばいつでも復帰できる。 妻は小学…

万葉調批判

長くなるので分ける。「布留の中道」。 日本紀、万葉、八代集までを見て、末の世の風は下劣なり、歌は万葉、日本紀を出づべからずと思ひて、 後世の歌の姿・詞一切用ゐず、万葉・日本紀を実と蓋として、この中を出づることならざる歌人あり。 これは末代の衰…

詠歌大概

さらに、「布留の中道」。「詠歌大概」とは定家の歌論書。 「布留の中道」には 三昧に入るがごとく、心を幽かなる所に留めて、人の未だ詠まざる風情を求めよ 道なき所に向かひて道を求め、及ばぬ境に吟じて新しく詠ぜんと、ならぬまでに心をかくべきなり 旧…

楠公讃

上田秋成の歌、三首: 君が思ふ 君にありせば 剣太刀 研ぎし心の かひぞあらまし あなたが思うような主君であったならば、研ぎ澄ました心の甲斐もあったでしょうに。 最初の「君」は楠木正成を、次の「君」は後醍醐天皇を指す。 君こそは 君を知らざれ 天地の…

春の家居

日の光 満ちぬる春に 家ゐして 庭の木の芽の 伸びゆくを見る たけ高く なりゆきなむと 庭の木に 春の日差しの たのまるるかな 軒近き 隣のやぶも 今はなし とほくに来鳴く うぐひすを聞く やはらかき 庭土踏みて 生ひ出づる ちぐさもも草 根引き抜く頃 こぞ…

ただごと歌

小沢蘆庵の歌論「布留の中道」など読む。 紀貫之が「ただごと歌」と言ったのは、一つは古今集仮名序の いつつには、ただことうた、 いつはりのなき世なりせばいかばかり人のことのはうれしからまし といへるなるべし。 という箇所で、花鳥風月を詠むといった…

千春

松山千春ライブ ~33年の時を越えて~。 千春が BS2 に出てたのでちらっと見る。 もっとちゃんと見れば良かったのだが。 何しろBS2とは言え、放送されるものだから、いつものように、言いたいことも言えなかったのだろう。 トークはややおとなしかったが、や…