2010-03-01から1日間の記事一覧
ふと気になって明治天皇御製で「四方の海」を検索して見たのだが、かなりある。 実際にはおそらくこの数倍はあるだろう。 池水のうへにもしるし四方の海なみしづかなる年のはじめは (明治20年) 四方の海なみをさまりてこの春は心のどかに花を見るかな (明治2…
酒を詠める歌一首。 身をこはし心もくるふものなれど夜ごと飲まではをられぬが酒 別にまだアル中ではないと思う。 若山牧水は43才で急性胃腸炎+肝硬変で死んだそうだな。
荻生待也「辞世千人一首」を読む。 千人といっても、 江戸時代の辞世の歌(狂歌)が充実しているようだ。 便々館湖鯉鮒(べんべんかんこうり)という狂歌師の歌: 三度炊く米さへこはし柔らかし思ふままにはならぬ世の中 式亭三馬: 善もせず悪も作らず死ぬる身は…