不確定申告

tanaka0903

有料化

パブーに公開している小説だが、一部を残してすべて有料化した。 いや、正確にいえば、スースと超ヒモ理論に関しては、最終話だけを有料化した。 つまり、スースはスース7を、 超ヒモ理論は超ヒモ理論IIIを、それぞれ有料にした。 棟梁三代記とトゥエンティ・トゥエンティは全体が有料だが前半だけ試し読みとした。

まあ、ほとんどは無料でみれて、最終話を読まなくてもだいたい雰囲気はわかるわけだし、 どうしても結末が知りたい人や、お金を払ってもよいと評価してくれた人が、100円払ってくれればよい。 無料にしても有料にしても、まったく読まれないわけでもなく、ものすごく読まれるわけでもない。 ものすごく読まれて、お金がどんどん儲かるようになるには、今とはまったく別の方法論が必要になるだろう。 まるで見当つかないけどね。

今や完全無料はアルプスの少女デーテだけかな。 これは一話完結でごく短いものなので。

無料というのは、ようするに、一種の広告費、広報支出なわけだ。このくらい無料で公開していれば十分だろう。

今のところ、一番読まれているのは棟梁三代記で、その次がスース。 だが、勢いからして、いずれスースが一番になるだろうと思う。

しかし、思うのだが、スースとか超ヒモ理論などはパブーで一から書いたものであり、 棟梁三代記も、オンラインで読んでそれほど違和感はないのだけど、 も少し長い小説をパブーで公開しようとすると、かなりよみづらい。 パブーで長編小説を読むというのはかなり難しい気がする。 やはりキンドルのような専用デバイスがないと、ある程度以上の分量の文章を読むのはきつい、と思う。

こないだ、鈴木みそがパブーに漫画を無料公開していたけど、読むのがかなりめんどう臭かった。 しかしあれが紙媒体なら、じっくり読むことができ、めんどう臭さも大してなかったように思う。 鈴木みそも、パブーのようなオンライン書籍向けに書いたわけではあるまい。 彼の漫画は、特にああいう蘊蓄系のものは、こってりしているので、紙媒体で読むくらいでちょうどよいのだと思う。

逆にさらっと読める程度の漫画ならばパブーにも向いていると思う。