不確定申告

tanaka0903

棟梁三代記

棟梁三代記をパブーに公開した。 やってみると、けっこう面白い。

この、棟梁三代記というのは、まあ自分で没にしたもので、 というのは、長さと内容が中途半端だったからだが、 こうしてオンラインで、一部無料、一部有料で読むにはちょうど良い分量ではなかろうか。

しかし、改めて読んでみると、ずいぶんひねくれた小説だよな、これ。

パブーは印税7割であるから、100円の値をつければ70円が入る。 紙の書籍だと普通印税は1割だから、70円もらうには一冊700円の値をつけねばならぬよな。 棟梁三代記は100枚くらいの、短編と中編の間くらいなので、 紙で出版するには、700円でも高いくらいだと思う。 まあともかく、途中まで読んで最後まで読みたくなった人には100円払ってもらうというシステムで、 どのくらいの人が買ってくれるものなのだろうか。