不確定申告

tanaka0903

バールのようなもの

思うに、一般市民が「バール」を所持している可能性は非常に低い。 しかし、金属製の細長い凶器を一様に「バールのようなもの」とマスコミが表現するのは、 バールがスケープゴートとして使われているからに過ぎない、と言える。

一般市民が持っていそうなものといえば、まず考えられるのは金属バット。 つぎにゴルフクラブ、くらいしか思いつかない。 しかし、凶器が特定されれぱともかく、 「金属バットのようなもの」とか「ゴルフクラブのようなもの」と報道されれば、 当然スポーツ用品メイカーから苦情がくるだろう。 それでいつも「バールのようなもの」なのだろう。