不確定申告

tanaka0903

2017-01-01から1年間の記事一覧

箱根

箱根には箱根で、いろんな利権が渦巻いているようで、しかし国際的な観光地であるから、中国人とか中国人とか中国人とかがわらわら押しかけているせいで、観光客慣れしている。 大涌谷が噴火して以来、箱根は荒ぶる山となって秘境感が増大した。 身の危険を…

箱根ロープウェイ

今、箱根の大涌谷は17:00以降道路が閉鎖されていて、箱根ロープウェイも17:00が「終電」。なんなのだそれは。 不便極まりないではないか。 大涌谷が「噴火」してしばらく通行止めでその余波で今もそういう措置がとられているらしい。 仕方がないのでタクシー…

韃靼タイフーン

安彦良和の『韃靼タイフーン』を読んでみてまず考えたのは、これほど優れた作品が世に知られていないからには、 私のような弱小作家の小説がまったく売れなくても当たり前だな、ということだった。 『韃靼タイフーン』が彼の他の作品と比べてものすごく優れ…

バルシネとネアルコス

こちらのブログを書いているということは執筆活動が一段落したということなんだけど、実はまだ修正しながらちょこちょこ書き足している。 ネアルコスはバルシネの娘(父はバルシネの最初の夫メントル)と結婚した。 この娘がなんという名であるかははっきり…

日本人で古典ギリシャ語を学んで本を書いている人は圧倒的にキリスト教徒だと思う。 というのは新約聖書がコイネーで書かれているからだ。 しかも新約聖書が書かれたころにはすでにヘレニズム世界は滅び、ローマがヨーロッパ世界を形成していた。 ヘレニズム…

エウメネス4

そろそろもう読んでいただいても大丈夫かと思います(などとここに書くのも変だが)。 最初に書いた『エウメネス』がなぜか好評で、なぜ売れているのかわからず、調べてみたらエウメネスを主人公にした『ヒストリエ』というマンガがあった。 その後、『エウ…

facebook

facebook なんだが、実名のページの他に筆名のページを作ると、あれをしろこれをしろとうるさく通知してきてやってられない。 だからもう非公開にした。

オイコノミクス

クセノフォン著『オイコノミクス』というのを読んでいるのだが、 ソクラテスとクリストブロスという人が対話していて、しかしクリストブロスのモデルはクセノフォン自身である、 などと解説してある。 読んだ内容からして、とてもそんなことは信じられない。…

アレクサンドロス大王の秘書官エウメネスの視点で描いた大王東征記。第四巻の本書では、マケドニア摂政アンティパトロスとスパルタ王アギス三世がアルカディアの拠点メガロポリスを争奪する戦い(BC331)を描く。 概要 かつてテーバイの驍将エパメイノンダスは…

ヤシオリ作戦

そうか。ヤシオリは八塩折之酒のことなのか。 なんちゅうか、単なる蘊蓄ネタのオチだったわけね。 前半は割と真面目に作ってるのに、後半は蘊蓄とオマージュとオタクねたで無理矢理まとめてるのが、いまいちなんだよなあ。

度胸星

第1巻が無料で面白かったので、第4巻まで買って読んだのだが(最近マンガを買うのは珍しい)、 これはなあ。 作者の意に反して打ち切りになったというより、これ以上話を続けられなかったのじゃないかなあ。 まあ、面白いんだよ。でも、 地球では起きない超…

エウメネス4

『エウメネス4』は今執筆中で近いうちに出るのは、まあ、たぶん間違いない。 『エウメネス2』と『エウメネス3』は書いているうちにどんどん膨らんだので途中でグラニコスの戦いとイッソスの戦いに分けた。 今回もメガロポリスの戦いとガウガメラの戦いを分け…

シン・ゴジラ

改めて(何度目だ?)シン・ゴジラを、メイキングなども含めて見てみたのだが、 要するに、 前半部分は東日本大震災に絡めた戦後日本への恨み節であって、 タマ作戦はエヴァそのまんまだし、 後半ヤシオリ作戦はタモリ倶楽部になってしまっている。 その主張…

心房細動とアルコール

聴診器と血圧計でおよそいつ心房細動が出ているかわかるようになった気がする。 心房細動が出ているときは最高血圧が低く、心拍数が多い傾向がある。 最高血圧が100くらいで心拍数が1分95回くらいというのがありがちなパターン。 心房細動は心拍がランダムに…

流星課長

なんじゃこりゃ(笑) キューティーハニーの原型だな。 自動ドアのマリア役の小日向しえ、キューティーハニーにもお局OL役で出てる。

キューティーハニー

結局ストーリーは、四人のボスキャラを倒し、ラスボスがビオランテか小林幸子、最後は愛が勝つ、というのはうーんどうかと思うが、まあ、なんとか中だるみせず、最後まで見ようと思えば見れる作品だと思う。 中だるみ感を出すということはそれなりの安定感が…

式日

主人公とヒロイン以外はほとんどでてこない。 主人公の「カントク」は明らかに庵野秀明がモデルであるが、実際の俳優は岩井俊二という(庵野よりはずっとイケメンな)映画監督である。 ヒロインはこの映画の原作者である藤谷文子。彼女は俳優のスティーヴン…

帰って来たウルトラマン

もっと雑な自主制作特撮物なのかと思っていた。 想像していたものとは随分違った。 比較的かっちり真面目に作ってあるのに、ハヤカワ隊員の役者は庵野監督ではない。 しかしハヤカワ隊員がウルトラマンに変身するとき庵野監督本人がウルトラマン役になってお…

ラブ&ポップ

庵野秀明監督の実写作品をいくつかみた。 『ラブ&ポップ』は原作が村上龍、『エヴァ』をやった直後にDVカメラで撮った作品。 まあ、民生用カメラ出始めの頃にそれをあえて使ったことと、アングルにこだわりは見えるものの、庵野らしさはほとんどない。 私は…

Heimkunft -- An die Verwandten

Drin in den Alpen ists noch helle Nacht und die Wolke, かしこのアルプスの中はいまなお明るい夜に包まれ、 Freudiges dichtend, sie deckt drinnen das gähnende Tal. 雲が楽しげに吟じながら、眠たげにあくびする谷を覆っている。 Dahin, dorthin toset…

Mich verlangt ins ferne Land hinüber Nach Alcäus und Anakreon, Und ich schlief' im engen Hause lieber, Bei den Heiligen in Marathon; Ach! es sei die letzte meiner Tränen, Die dem lieben Griechenlande rann, Laßt, o Parzen, laßt die Schere t…

Attika, die Heldin, ist gefallen; Wo die alten Göttersöhne ruhn, Im Ruin der schönen Marmorhallen Steht der Kranich einsam trauernd nun; Lächelnd kehrt der holde Frühling nieder, Doch er findet seine Brüder nie In Ilissus heilgem Tale wied…

Ist der Stern der Liebe dir verschwunden? Und der Jugend holdes Rosenlicht? Ach! umtanzt von Hellas goldnen Stunden, Fühltest du die Flucht der Jahre nicht, Ewig, wie der Vesta Flamme, glühte Mut und Liebe dort in jeder Brust, Wie die Fruc…

Ach! wie anders hätt' ich dich umschlungen! - Marathons Heroën sängst du mir, Und die schönste der Begeisterungen Lächelte vom trunknen Auge dir, Deine Brust verjüngten Siegsgefühle, Deinen Geist, vom Lorbeerzweig umspielt, Drückte nicht d…

Wo den Frühling Festgesänge würzten, Wo die Ströme der Begeisterung Von Minervens heilgem Berge stürzten - Der Beschützerin zur Huldigung - Wo in tausend süßen Dichterstunden, Wie ein Göttertraum, das Alter schwand, Hätt' ich da, Geliebter…

Hätt' ich dich im Schatten der Platanen, Wo durch Blumen der Cephissus rann, Wo die Jünglinge sich Ruhm ersannen, Wo die Herzen Sokrates gewann, Wo Aspasia durch Myrten wallte, Wo der brüderlichen Freude Ruf Aus der lärmenden Agora schallt…

Griechenland -- Friedrich Hölderlin

Ach! es hätt' in jenen bessern Tagen Nicht umsonst so brüderlich und groß Für das Volk dein liebend Herz geschlagen, Dem so gern der Freude Zähre floß! - Harre nun! sie kommt gewiß, die Stunde, Die das Göttliche vom Staube trennt - Stirb! …

ギリシャ古典

『エウメネス』なんぞを書き始めて、エウメネスという人はよくわからない人なのだが、 とりあえずアリストテレスの下で学んだ学徒であったから、アレクサンドロスの遠征に秘書官として従軍した、という設定にしてみた。 それでアリストテレスを調べてみると…

やまと

ヤマトという言葉なのだが、 ヤはおそらく八洲や八百万と同じく「八」(たくさんの)という意味だろうと思う。 トは水戸や江戸や瀬戸と同じく「戸」、つまり入り江という意味だろうと思う。 ではマは何かといえば「まほろば」の「ま」であるかもしれない。 …

夜熟睡できてないのが一番の原因ではないかと思うが、起きていて頭が重いというか血が頭に回ってこない感じの時間帯がある。 これはもう寝るしかない。 しばらく寝ていれば直る。 最悪なのは、電車の中で立っているときにこういう状態になることだ。 心臓の…