2016-12-24から1日間の記事一覧
何が言いたいのかさっぱりわからない本だ。 ましかし、少しだけ面白い箇所もあるから引用してみる。 日本在住のスイス人の作家が書いた文章。 複雑だったり、抽象的だったりする。新たな文体の冒険も随所に見られる。しかし本質的にはやはりなじみやすいし、…
村上春樹『ノルウェイの森』の薄気味の悪さ(Ⅰ) 少女漫画のように読みやすいということ、食べ物・音楽・ファッションなど衣食住に関する描写が心地よく感じられること、それからさらに何か得体の知れない薄気味の悪さがある 少女漫画のように読みやすい、と…
岡崎久彦『陸奥宗光とその時代』を読んでいるのだが、 昔読んだときは、ただそのまま感心して読んだのだが、今読んでみるとアラの多いのに気付く。 陸奥宗光の父・伊達宗広は和歌を良く詠んだのだが、 今あらためてみてみると、岡崎久彦が「絶賛」するほどす…