朦朧趣味を読み返してみると、 やはり為家という人は、父定家には似ず、むしろ祖父の俊成に似て、 素直なわかりやすい歌を詠む人であったように思う。 丸谷才一は定家が好きで為家が嫌いなのだ。 だからたぶん俊成もそんなに好きではなかろう。 為氏は定家に…
敷島の道の続き。 定家の「拾遺愚草」を拾い読みしてたら、 飛鳥井雅経が自分の子・教雅の歩き初めに あとならへ 思ふおもひも とほりつつ 君にかひある 敷島の道 定家かへし 敷島の 道しるき身に ならひおきつ 末とほるべき あとにまかせて 意味は分かりに…
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