来し方はみなおもかげに浮かび来ぬ行く末照らせ秋の夜の月 これは玉葉和歌集にある定家の歌で、その後に為兼の歌が いかなりし人のなさけか思ひ出づる来し方語れ秋の夜の月 秋ぞ変はる月と空とは昔にて世々経しかげをさながらぞ見る と続く。 いや、その定家…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。